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【英語/映画/旅行が好きな方向け】ロサンゼルス駐在生活体験記 077「スーパーマン リターンズ」&次元を越える「マルチ(ユニ)バースとは?」            

16.LAリターンズ ②「スーパーマン リターンズ」&次元を越える「マルチ(ユニ)バースとは?」

リチャード・ドナー監督による「スーパーマン」(1978年度)という作品でクリストファー・リーブという俳優がスーパーマンに抜擢されて、以後スーパーマンといえばクリストファー・リーブであるというイメージが色濃く残ることになりました。

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Gerd AltmannによるPixabayからの画像

しかしながら、彼クリストファー・リーブは1995年5月に42歳の時に乗馬で競争時に馬から落ちてしまい、打ちどころが悪く下半身だけでなく首から下の全身が麻痺してしまい、以後ずっと車いすでの生活を余儀なくされることになってしまいます。その体で作品の製作や俳優にも挑戦していましたが、もはや、彼自身がスーパーマンを演じるようなことはありませんでした。そして2004年52歳の時に心不全となり帰らぬ人となってしまいました。そのような状況もあり正統派「スーパーマン」の後を継ぐ作品づくりは中々行われることはありませんでした。

しかしです。この企画を前に進める役目を担う監督が現われます。その監督とはブライアン・シンガーで「ユージュアル・サスペクツ」(95)で注目されて、その後「X-メン」(2000)、「X-メン2」(03)で実績を作り、リチャード・ドナー版の「スーパーマン」の大ファンであった彼は「スーパーマン2」の5年後の設定の物語を作るということで「スーパーマン リターンズ」の製作に着手していきます。 

そして、クリストファー・リーブの後を継ぐ正統派「スーパーマン」を演じる俳優としてブランドン・ラウスを抜擢して映画を完成させます。「スーパーマン」ファンが長年待ち望んでいた・その作品が「スーパーマンリターンズ」であり、2006年についに劇場公開されました。作品はヒットして批評家からも高い評価を得ることとなります。

 ブランドン・ラウス版の「スーパーマン」を思い出して頂きたく、以下に2006年時の「スーパーマン リターンズ」の予告編をご用意しました。 

 
Superman Returns (2006) Official Teaser - Superhero Movie HD

しかしながら、製作元のワーナーからは彼らが期待していた成績レベルには到達しておらず全世界的な興行収入が振るわなかったことからヒットはしたものの、ビジネス上の成功作品とは見なされなかったのです。続編の話しもあるにはあったのですが、ワーナーの評価が低かったが為に2作目の製作費の予算が下げられてしまいブライアン・シンガー監督のやる気が削がれてしまいます。彼には他の作品関係者からオファーがきていたことなど様々な事情が重なりあって「スーパーマン リターンズ」の続編は結局のところ製作されずに打ち切り状態となってしまいました。

ブランドン・ラウスは後に「スーパーマン リターンズ」の撮影に臨んでいる際「自分は以後ずっと『スーパーマン』を演じ続けていくに違いないと信じて疑わなかった。」と語っています。しかしながら、現実にはその夢は叶わずに彼がスーパーマンを演じられたのは「スーパーマン リターンズ」一作品のみとなってしまいました。 

さてさてさて、このロサンゼルス駐在生活体験記は私がロスに駐在していた90年代の話しをするブログなのですが、今日は今現在のトレンドの話しをしないとマイケル・キートンやブランドン・ラウスが今どれだけこの状況を喜んでいるのかをご理解頂きたいと思い、コミックを原作としている映画やTVドラマの中でトレンドとなってきている「マルチ(ユニ)バース」という考え方についてお話しさせて頂きます。

そもそもです、「アベンジャーズ」とはDCコミックと相並びたつアメリカのアメコミキャラクターを生み出している「マーベルコミック」に出てくるヒーローたちが集まって敵に挑んでいくお話しです。一方「DCコミック」に出てくるヒーロー達である「バットマン」「スーパーマン」「ワンダー・ウーマン」「アクアマン」「ザ・フラッシュ」らが集結する映画が「ジャスティス・リーグ」なのであります。「ジャスティス・リーグ」のヒーローの中で今現在、アメリカのテレビ放送でドラマ化されていて放送中の作品は「ザ・フラッシュ」になります。

「ザ・フラッシュ」のシーズン1は2014年に放送が始まり、現在「シーズン6」まで放送されています。このヒーローの能力は目にも止まらぬ速さ・超高速で動くことができ、その能力を使って悪者をバッタバッタと倒していきます。

さてこのTVドラマ「ザ・フラッシュ」では、我々がいる世界・地球・宇宙は一つではなく別の次元の宇宙が存在する「マルチ(ユニ)バース」という考え(概念)が使われています。そもそもこの「マルチ(ユニ)バース」という考え(概念)は「ザ・フラッシュ」の原作コミック本の世界ではもう1961年に「2つの世界のフラッシュ」として登場しています。(結構古いのです)そして表現としては「アース2」「アース90」「アース221」などのように出てきて、「どれだけ平行する宇宙が存在するんだよ!?」と思わず叫びたくなるのですが、「人間も同じ人物がその地球の数ほど存在しているのだ」という現実的には到底ありえないだろうという考え方・概念であり、 「あなたも私」も平行して存在している宇宙・地球の数だけ存在してしまうという考えなのです。「バカバカしい、そんなのあり得ないだろう。それじゃなんでもありになるでしょう。」と思われるのは当然だと思います。しかしながらです、皆さんもご覧の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」だって現実にはありえない「タイムトラベル」という考えがストーリーを進行する上で、前提的な考え/概念になっていますよね。みんながその考えを受け入れて「仮の世界のお話し」を楽しんでいるわけです。ですからこの「マルチ(ユニ)バース」という「様々な次元の宇宙が存在する」という考え方・概念も「タイムトラベル」同様に素直に受けて入れてしまった方が、これから登場してくる様々な作品や物語を楽しめることになっていくのだと思いますよ、きっと。

来年以降の公開となる映画版「ザ・フラッシュ」ですが、この「マルチ(ユニ)バース」の考えに則って脚本が書かれているでしょうから、ヒーローであるフラッシュがさまざまな次元に行き、様々な「アース」を訪れることになるとすればマイケル・キートンが演じる「バットマン」に出逢うことも、ベン・アフレックが演じる「バットマン」と共に戦うことだって出来てしまうのです。

「スーパーマン リターンズ」の中でスーパーマンを演じたブランドン・ラウスですが、実はこの「マルチ(ユニ)バース」という考え方の下、テレビドラマのクロスオーバー作品の中で彼はもう「スーパーマン」を演じているのです。そのテレビドラマの中で「二人のスーパーマンが闘うシーン」があるのですが、おそらくブランドン・ラウスのファンたちは、彼が演じるスーパーマンの姿を見て物凄く感動していたに違いありません。彼自身もまさかこういった形で再び自分が「スーパーマン」の衣装を身にまとうことになろうとは思ってもいなかった筈です。その勇姿が見られるのは「クライシス オン・インフィニット・アース」最強ヒーロー外伝 DC CROSS OVER TV EVENT の中なので興味のある方は是非ご覧になってみてください。

そういったわけで私は映画版「ザ・フラッシュ」に登場してくる二人のバットマンの勇姿が見られることを今からワクワクしながら待ちたいと思います。 

つづく

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【英語/映画/旅行が好きな方向け】ロサンゼルス駐在生活体験記 076 LA・リターンズ①「バットマン リターンズ」              

15.LA・リターンズ①「バットマン リターンズ」

ロサンゼルス駐在生活体験記も、ロサンゼルスを離れて私が駐在中に訪れてきたアメリカの様々な都市と町について書いてきましたが、書いていない場所もまだあるにはあるのですが、そろそろ一旦、ロサンゼルスに場所を戻して、まだ皆さんにお伝えしていないロスのお楽しみ処をお伝えしていきたいと思います。他の町についてのお話しは、またの機会に!

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【英語/映画/旅行が好きな方向け】ロサンゼルス駐在生活体験記 075 サンディエゴ③「ホテル・デル・コロナド」「ラホヤの美しい海岸とバレンシアホテル」&「アイスコーヒー」              

14.サンディエゴ③「ホテル・デル・コロナド」「ラホヤの美しい海岸とバレンシアホテル」&「アイスコーヒー」 

大袈裟かもしれませんが、サンディエゴのコロラド地区を訪れる人たちのそのほとんどの人が訪れるであろうホテルが「ホテル・デル・コロナド」なのです。多くのハリウッドスターがサンディエゴに来ると泊まるとも言われているホテル・デル・コロナド。映画だとマリリン・モンロー主演の「お熱いのがお好き」でその全景が出てきますから、本当に歴史のあるホテルなのだなぁと思います。

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【英語/映画/旅行が好きな方向け】ロサンゼルス駐在生活体験記 074 サンディエゴ②「トップガン」&「トニー・スコットの死」             

14.サンディエゴ②「トップガン」&「トニー・スコットの死」

映画「トップガン」('86)は言わずもがなトム・クルーズの代表作な訳ですが2020年現在すでに34年も前の作品になってしまいました。つまりは今34歳以下の人たちは公開当時は劇場で作品をご覧になれていない筈です。若い方々は「ミッションインポシブル」シリーズでトム・クルーズを認知したという人が多いかもしれませんね。「トップガン」出演時のトムは23,24歳な訳で、顔にはまだどこかあどけなさが残っています。「トップガン」とは軍戦闘機のパイロットの中から優秀な人材を選出し、さらに敵機を追撃する能力を高めるためパイロットのエリート中のエリートを選りすぐり訓練を行う特別クラスのことで、その訓練が行われるのがサンディエゴにあるミラマー海軍航空隊基地ということで映画の撮影自体もサンディエゴのこの基地の中で行われました。政府もこちらの基地も映画にとても協力的だったようで、映画に出てくるF14トムキャット、タイガーⅡ、スカイホークなどの戦闘機には本物のパイロットたちが乗り込んで、その後ろの席にトムたちが乗り、まるで自分達が操縦しているかのような演技を行っていたのだそうです。平均的な成人男子だと戦闘機に乗って空を駆け抜けるだけで超ハードなためにゲッソリしてしまうのだそうで、そこで演技もしなければならなかったわけで、本物のパイロットたちは「最後までしっかりとやり切ったトム・クルーズは大した奴だ」と称賛していたようです。他の俳優の中には戦闘機に乗る込むことさえ出来なかった役者さんもいたそうです。ハリウッドでトップスターになる人はトムしかり、スタローンやシュワルツェネッガーにしろ、ヴィン・ディーゼルにしろ、人並み外れてレベルの高い位置に自分を持っていける人でないとどうも到達出来ないようです。

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skeezeによるPixabayからの画像

この作品にはメグ・ライアンがトム・クルーズ演じるマーヴェリックの相棒のグースの奥さん役で出ていましたし、ティム・ロビンス(「ショーシャンクの空に」)(94))がマーヴェリックの同僚の役で顔を見せてみます。ブレイクする前の彼らの顔が見られるという意味では、ある意味貴重な作品ですね。その他マーヴェリックのライバル・アイスマンを演じているのはヴァル・キルマーで、彼がこの作品の前に出演している「トップシークレット」という映画はなんともまあおバカで笑える完全なコメディ映画です。なので隠れたファンが結構いたりするんです。おバカな映画がお好きな方必見ですぞぉ~!!是非探して観てみて下さい。ヴァル・キルマーはそれから11年後に「バットマン フォーエヴァー」の主演に大抜擢されました。それからトムの相棒のグースを演じたアンソニー・エドワードは「ガッチャ」という映画で主演を務めています。これが観てみると良質のアクションサスペンスなんです。グースファンだというそこの貴方、是非とも「ガッチャ」も観てみてください。

「TOP GUN」の監督はトニー・スコットです。彼は「エイリアン」や「オデッセイ」などで知られる有名監督、リドリー・スコットの実の弟です。実際、トニーがトム・クルーズに初めてあったのはパラマントのスタジオで兄リドリー・スコットが「レジェンド/光と闇の伝説」をトム主演で撮っていた時なのだそうです。そこで面識があったからなのか「トップガン」では最初から二人の関係は良好ですんなり撮影に入れたそうです。

またこの作品のヒットの要因の一つに随所に散りばめられた名曲の数々があります。昔、この作品を何度も何度も観てしまったのは、映像が見たいということもありましたが、それと同時にそれぞれの場面で流れている曲を何度でも聞きたいという衝動に駆られてみてしまう映画でもありました。実際、ビデオやDVD、CDを買って持っている友人は沢山いましたね。ケニー・ロギンスの「 DANGER ZONE 」, ベルリンの「 TAKE MY BREATH AWAY 」, チープトリックの「 WIGHTY WING 」など素晴らしい曲ばかりです。私としては映画の冒頭にかかっている、この作品のタイトル曲とも言えるハロルド・フォルターメイヤー作曲の「 TOP GUN ANTHEM (国歌)」が好きですねぇ~!!

そして、今年2020年、続編の「トップガン マーヴェリック」の公開が予定されていたのですが、コロナの影響でその公開は2021年の夏まで延期となってしまいました。その後、教官となったマーヴェリックの姿を描くということでライバルだったアイスマン(ヴァル・キルマー)も出てくるということなので彼とはどう絡むのか、音楽も前作同様、ハロルド・フォルターメイヤーが担当しており、今から観るのがもう待ち遠しくて仕方がありません。

一つ残念なのは、監督がトニー・スコットではないことですね。ご存じの方も多いと思いますが、彼は2012年に川に飛び降りて自らの命を絶ってしまいました。享年68歳でした。自殺の2日前にはトム・クルーズと「トップガン」の続編の話しをしていたそうです。当初、脳腫瘍を苦にしての自殺と言われていましたが、結局のところ、本当の理由は分からず終いなのだそうです。

「ビバリーヒルズコップ2」もトニー・スコットの監督作品なのですが、ブルーレイの特典映像に出演者によるインタービューがあって、そこでアクセル・フォーリーの相棒の一人を演じていたジャッジ・ラインホルドが「トニー・スコットの働きぶりは信じられない。」と語っていました。前日の撮影がどれだけ深夜に及んだとしても、必ずと言っていいほどトニー・スコットは次の日の朝にはほとんどの主要シーンのイメージ画をすべて絵にして撮影現場に持ってきて、役者に自分の頭の中のイメージを伝えるのに使用するんだ。一体、この人はいつ寝ているんだろうと思ったよ。」と驚いていました。トニー・スコット、享年68歳。彼が「ビバリーヒルズコップ2」を監督した時は40歳でした。40歳と言えば男として脂がのっていて誰もが働き盛りとして認める年齢です。68歳という超ベテランの域に入ったトニー・スコットは「ビバリーヒルズコップ2」の時と同じような映画作りをしたくても加齢による体力の衰えから出来ずに悶々として過ごしていたのでしょうか?(これはあくまで私が勝手に想像しているだけのことです。)

そんなジレンマが彼にあったかどうか本当のところは分かりませんが・・。兎に角、生きて彼に「トップガン」の続編を作ってほしかった!それだけです。心からそう思っているんです。でももはや言っても仕方のないことですから、頭を切り替えて、来年公開になる新作の公開を待つことにします!


TOP GUN 2 Official Trailer (2020) Tom Cruise, Top Gun Maverick Movie HD

※このブログの体験記022で、ロス駐在時代、当時の妻・ニコール・キッドマンと暮らすトム・クルーズのお屋敷探しに行った時の模様を書いていますので、そちらも併せてお楽しみ頂けると幸いです!!(です!です!)

つづく

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【英語/映画/旅行が好きな方向け】ロサンゼルス駐在生活体験記 073 サンディエゴ ① 「ロストワールド」&「コミコン」              

14.サンディエゴ ① 「ロストワールド」&「コミコン」

前回まではロサンゼルスの北に位置するカリフォルニア州内の西海岸の町、サンフランシスコについて書いてきましたが、今回書くのはロサンゼルスの南にあるカリフォルニア州内のサンディエゴです。サンフランシスコはロサンゼルスから車で北へ北へとひたすら8時間、9時間走っていくと漸く到着する都市でしたが、サンディエゴはそれほど遠くはありません。ロサンゼルスから南へ南へとひたすら走るのですが、2時間も走れば着いてしまう港町です。

サンディエゴという地名を聞くと、私はすぐに海沿いのレストランで美味しい海の幸が食べられるんだと思ってしまいます。実際行くとよくカニを食べていました。その他「サンディエゴ・ZOO(動物園)」や美術館、博物館など見学したい施設が目白押しなので観光で訪れた場合、行くところに困るということはないと思います。

スピルバーグの大ヒット作「ジュラシック・パーク」の続編である「ロストワールド」では物語のクライマックスでひと儲けを企んだ企業が恐竜を船で輸送してきて「ジュラシック・パーク・サンディエゴ」の目玉にしようとするシーンがあります。そもそも獰猛で人間の言う事など聞くはずもない恐竜をサンディエゴに連れてくること自体が無謀な計画なわけです。案の定、恐竜は逃げ出してサンディエゴの町を破壊しはじめます。「ジョーズ」でサメがいる可能性があるにも関わらずに観光客が減ることを気にした市長が海岸を封鎖することを躊躇するというシーンがありました。スピルバーグは「人間の命を軽んじてお金儲けを優先していると、その罰によって不幸な出来事が起こってしまう。」と一貫して訴えているように思います。

サンディエゴという場所をエンタメ業界的に考えてみると、近年毎年7月に行われている「コミコン」がまさに怒涛の勢いで賑わっています。アニメや特撮映画好きファンにはもうお馴染みの「コミコン」ですが、「おいおいなんだよ『コミコン』って?」と思っている私のご同輩の方々に対してご説明をさせて頂くと「コミコン」とは「コミック・コンベンション」の略です。今年(2020年)はコロナの影響でサンディエゴの「コミコン」はリアルでの開催は中止となってしまいオンラインになってしまいましたが、このイベントへの来場者数は年々増加していてその数は2019年時には13万人にまで到達していたそうです。プロアマ含めてブースを出展して世界中からファンが押し寄せて、そこでしか買えないグッズ目当てに来場してきます。以下の写真は「コミコン」が開催されていた時の模様です。ここは会場のほんの一部です。

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tunechick83によるPixabayからの画像

とにかく会場は物凄い数の人で溢れていて熱気でムンムンしていますし、外にはおそらくかなりの数のさまざまなキャラクターのコスプレをしている熱狂的なファンたちが集結している筈です。

最近はDCコミックが原作の「バットマン」「スーパーマン」たちが活躍する「ジャスティス・リーグ」チームとマーベル原作の「アイアンマン」「キャプテンアメリカ」が活躍する「アベンジャーズ」チームが競って新作映画を製作していますが、そのプロジェクトの発表の場としてハリウッドのメジャー会社のワーナー・ブラザースやディズニーピクチャーズもこの「コミコン」を使っています。

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Kibeom KimによるPixabayからの画像

その発表会には各キャラクターを演じるハリウッドスターたちも集結するので、ファンには堪らないイベントになっているのです。

日本でも同様のイベントで「コミケ」と呼ばれているものがあります。こちらは「コミック・マーケット」の略ですが、日本のこのイベントは夏と冬の年2回、東京ビックサイトで行われていて、ビックサイトの中の会場でもプロアマ問わず数多くのブースが出展されていて来客もプロアマ問わず集まってきています。こちらのイベント会場にも物凄い数のコスプレイヤーたちが大挙してやってくるので、日本の情報・報道番組でもよく取り上げられていますねぇ。しかも、ファンではない一般の人には考えづらいのですが、冬の時期の開催は年の暮れ、大晦日に開催していたりするのです。それでも物凄い数の人がやってくる訳ですので恐るべしアニメファン、恐るべしコスプレイヤー達といった感じです。夏の「コミケ」にいく場合、「おタク、いや彼らに限らず男性たちから発せられる汗の臭いが半端ではないので、覚悟して出かけて行ってくださいね!

 つづき ※次号では「トップガン」について書かせて頂きます。  

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【英語/映画/旅行が好きな方向け】ロサンゼルス駐在生活体験記 072 サンフランシスコ⑧「ジェームズ・スチュアート」,「蛍の光」&「借金の完済」!             

13.サンフランシスコ⑧「ジェームズ・スチュアート」,「蛍の光」&「借金の完済」!

前ブログ070,ではサンノゼという町に「ウィンチェスター・ミステリーハウス」という奇妙なお屋敷がある事とジェームズ・スチュアート主演の「めまい」という映画の舞台がサンフランシスコだというお話しをさせて頂きました。さて今回はもう少しジェームズ・スチュアートについて書かせて頂きます。

ジェームズ・スチュアート主演作品の「めまい」はサスペンス映画として昨今改めて高い評価を受けていますが、彼が主演をしている作品の中だと「素晴らしき哉、人生!」という作品が私の一押しなんです。この作品も「めまい」同様に高い評価を受けている作品ですが、如何せん1946年度の作品なので白黒映画の為、古いイメージがあって最近の若い人たちからは敬遠されがちなのですが、これは是非ともじっくりと観て頂きたい作品です。フランク・キャプラ監督の演出が少しばかりやり過ぎかなと思わなくもないのですが、見終わった後に心が豊になるというか「人生、もしかしたら捨てたもんじゃないかもしれない」という気にさせてくれるんです。感動がじわ~と心に沁みてくる名作、いやいや傑作と言っていいでしょう。

物語を極簡単に言ってしまうと、子供の頃からあまりツイていない少年だったジョージは、父の経営していた銀行業の会社を継ぎ、結婚をして4人の子供の父として幸せな家庭を持ち、町の仲間と平凡ながらも楽しい日々を過ごしていました。そんなある年のクリスマス、彼の会社に銀行監査が入り多額のお金を収める必要が出来てしまいます。ですが、経理担当の伯父がその多額の現金を紛失してしまうというアクシデントに見舞われます。そのお金がないと会社は立ちいかなくなってしまう為、支払いに窮したジョージは大きな川にかかる橋の上から身を投げようと身を乗り出します。するとそこに自分は神様に遣わされた天使だという年配に近い男性クラレンスが現われます。ジョージは彼に「こんなことになるんだったら自分は生まれてこなければよかったんだ!?」とこぼします。それを聞いたクラレンスは天使の力(?)によって、その次の瞬間から彼がこの世に生まれてこなかったという世界にしてしまいます。そして以後、彼のことを誰もが知らないという世界が彼を待ち受けています。妻だった女性メアリーは独身で図書館に勤めていますが、会っても彼のことがまったく分かりません。馴染みのバーに行ってもあんたのことなど知らないと店主に言われてしまいます。自分のことをよく知っている筈の全ての人が自分を知らないという状況を前に彼は愕然とし自分が存在しない世界がどれほど空虚なものであるのかを痛いほど味わうことになります。そして「生まれてこなければよかった」と言ったことを後悔し姿を消してしまったクラレンスに向かって「どうか元の世界に戻してほしい。」と祈るのです。すると・・・・。

全部お話ししてしまうとこれからご覧になる方の楽しみがなくなってしまうので、言いたい気持ちを抑えて控えることにします。ですが一言、この作品はハッピーエンドで終わります。ラストは感動で涙が溢れて私は前が見えなくなりました。涙を誘う演出としてクライマックスにかかる音楽があります。その音楽のメロディーは何かというと日本人ならほとんどの人がお馴染みの「蛍の光」なのです。「蛍の光」は毎年大晦日に行われるNHKの「紅白歌合戦」のラストで歌合戦を終えた歌手たちが舞台上に全員集まって「その年をおくる」という気持ちをで合唱して幕を閉じますよね。

日本だと この「蛍の光」は「別れ」の曲のように思われていますが、この曲の原曲であるスコットランド民謡の「オールド・ラング・サイン」の歌詞は「別れ」を唄ったものではなくて「旧友と再会し思い出話をしつつ酒を酌み交わす」といった内容なのです。ですから映画「素晴らしき哉、人生!」のラストで流れる「蛍の光」の歌詞はおそらくこの後者の方の意味合いで使われているのだと思います!!

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RilsonavによるPixabayからの画像

お金の返済に関して脇道にそれますが、皆さん、湯澤剛さんという方の名前を聞いたことがあるでしょうか?この後はNHKの番組の受け売りになってしまうのですが、彼は疎遠だった父親が突然亡くなり居酒屋チェーンやサウナ、カラオケ店、雀荘などを運営する会社を継ぐことになってしまったのですが、社長になってからその会社には負債が積もりに積もって多額の借金のあるということを知ります。その負債総額はなんと40億円。彼は否応もなく36歳でこの負債を背負うことになってしまったのです。借金の魔の手は生まれたばかりの子供のいる妻のところにもおよび毎日のように督促の電話がかかってきます。段々と追い込まれていった彼は無意識のうちに電車に飛び込みそうにもなります。彼は不採算の事業をすべて止めて居酒屋チェーンのビジネスにリソースと意識を集中していきます。すると、この居酒屋チェーンの売り上げは段々とではありますが蘇っていくことになります。そして、いつしか利益を生む体質の企業になっていったのです。毎年毎年コツコツと返済をしていき9年が過ぎた時には借金の額を半分近くの22億円にまで減らすことが出来ました。しかしです。その後、売り上げ・返済を急ぐあまり一つの店舗が火事を起こしてしまい、別のお店では食中毒が発生してしまいまたもドン底に落ちてしまい、そこで喘ぐことになります。それでもそこからも更に復活を果たし、毎年毎年、まとまった金額の返済が出来るまでになり、そしてそして、何んと会社を引き継いでから苦節16年、ついにその借金の総額のすべてを完済することになるのです。(NHK, 20.8.3.にオンエアされた「逆転人生」より)全額の返済が出来たのは湯沢社長だけの功績ではなく社員全員の総力があってこそ成し得ることが出来た物凄い偉業だと思います。

この番組の中で完済をすることが出来た彼の姿に対して「人間はあきらめなければ何度でも逆転が出来る」と力強いナレーションが入っていました。

40億もの借金があればもう最初から立ち向かう気になれず、すぐに「GIVE UP」してしまいそうです。実際に湯澤氏も会社を継いだ当初は「もう自分の人生は終わった」と思ったそうです。会社法人とは言え40億もの借金があれば気が萎えてしまいチャレンジ精神が続かないと思ってしまいますが、実際に完済してしまった人がいるという事実にはただただ驚嘆してしまいます。映画や小説ではなく「事実・実績」なのだと思うと「人間はあきらめなければ何度でも挑戦することが出来るのだ!」と思える勇気と元気をもらえる素晴らしい実話だと思いました。凄い、凄すぎます!!彼は番組の中で辛かった時期のことを振り返って、次のように言っていました「渦中にいる時は分からないけれど、それもいつかは過ぎ去っていくのです。」と。

さて、お話しをジェームズ・スチュアートに戻しますが、1950年に彼が出演した西部劇の映画があります。映画はライフル銃の腕前を競う大会でジェームズ・スチュアート演じる主人公が敵役と優勝争いをするシーンからスタートします。この大会の優勝賞品が映画の題名にもなっている「ウィンチェスター銃’73」であり、ジェームズ・スチュアート扮する主人公が優勝を果たして、この優勝賞品の「ウィンチェスター銃1873」をものにします。この銃は時の大統領にもウィンチェスター社から献上されたというセリフがありますし、子供たちですらこの銃のことを「かっこいい」という目線で見ていますから当時のウィンチェスター銃の人気はやはりかなり高かったことがうかがえます。映画では、この後その銃が奪われてしまい、主人公が必死に取り返すまでの姿が描かれていきます。

ウィンチェスター社といえば、この前のブログ070、071で二代目社長の妻で未亡人になってしまったサラ夫人が銃で命を落した亡霊たちの怨念からミステリーハウスを建てて増築し続けた話をしましたがお金というのは借金で命を落す人もいれば、必死になって返済し続けて完済する人もいる。そしてサラ夫人のように有り余るほどのお金があるのに「亡霊たちの怨念」に取り憑かれてしまい一生涯心が休まらない人もいる。お金は何んとも扱いづらいものな訳ですねぇ。ほどほどが一番いいのかもしれませんね、ほどほどが。ほどほども持っていない私は淋しい限りですが、今のところ健康なので良しと考えることにします!!

「皆さん、健康が一番ですよ!」

つづく

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【英語/映画/旅行が好きな方向け】ロサンゼルス駐在生活体験記 071 サンフランシスコ ⑦ 「ミステリー・ハウス」の映画 & ヒッチコック!               

13.サンフランシスコ⑦ 「ミステリー・ハウス」の映画 & ヒッチコック!

【体験記070からのつづき】

銃器というものは戦争や争い時に人を殺傷する際に使用されるわけで、サラは夫と娘を失ったのは、自分の家の稼業が銃製造であり、人の命を奪う銃を売ることによって得た利益で自分は裕福な生活を送っていることに対する罰なのだと思い込みます。そして、傷ついた心をどうすることも出来ず、ある霊媒師の元を訪れます。すると彼女に降りかかる不幸はすべてウィンチェスター銃により命を落した亡霊たちの怨念がそうさせており、「彼らの恨みを晴らすためには西方面に引っ越しをして、そこで家を建てなさい。」との助言があり、彼女はその通りにして霊たちの怒りを鎮めるために家の増築を重ねていくことになります。それがその後38年間も絶え間なく増築していくことになっていく訳です。 

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【英語/映画/旅行が好きな方向け】ロサンゼルス駐在生活体験記 070 サンフランシスコ⑥ シリコンバレーにある不可思議なお屋敷のお話! 

13.サンフランシスコ⑥  シリコンバレーにある不可思議なお屋敷のお話!

前体験記069では「ヨセミテ国立公園」の森が「スター・ウォーズ エピソード6ジェダイの帰還」で惑星エンドアという設定で出てきた森のロケ地なのではないのか?というお話しをしましたが、その際にヨセミテという所はアメリカの西海外にあるサンフランシスコから車で東に4時間から5時間ほど内陸方面に走った所にあるとお伝えしました。今回は、カリフォルニア州のサンノゼという町に建てられているミステリー・ハウスという何とも奇妙な建物についてお話したいと思います。

みなさんはIT業界でトップ集団に入ってくる会社が集まっているエリアとしてシリコンバレーという地域があることはご存じかと思います。このシリコンバレーというのは地名ではなくてその辺りのベイエリアにある地域の総称なのです。実際の町でいうとサンノゼ、サンタクララ、マウンテンビュー、スタンフォードなどがシリコンバレーになります。以下にそれぞれの町にあるIT起業を挙げてみます。

サンノゼ   - アドビ 

サンタクララ - インテル 

マウンテンビュー-グーグル、アップル 

スタンフォード - ファイスブック

といった名だたる企業がこの地域、シリコンバレーにはあるんですね。サンフランシスコから車で行くと2時間弱位になります。私の場合は、ロサンゼルスから車で行くことがあったので、シリコンバレー地域を通ってからサンフランシスコに着くというそんな感じでした。さて、そんなシリコンバレーの中の町、サンノゼに「奇妙なお屋敷」があることをご存じですか?その名は「ウィンチェスター・ミステリーハウス」というのですが・・・

お屋敷の話しに行く前にに、皆さん「ミステリー」というワードですが、普段、知らず知らずによく耳にしたり使っているワードですが「サスペンス」とはどう違うのでしょうか? はやまた「スリル満点」の「スリル」というのはどういう意味なのでしょう?どれも外来語というか、英語ですよね? それぞれ辞書で意味を確かめてみると、

ミステリー/ MYSTERY 不可解なこと  

サスペンス/ SUSPENSE 不安、気がかり

スリル/ THRILL  ぞくぞくさせるもの

なのだそうです。だったら「火曜サスペンス劇場」は日本語にすると「火曜気がかり劇場」という邦題になってしまう訳で、日本人は毎週火曜日、きまってそんなに不安な気持ちを味わいたかったのでしょうか??ふむふむふむ?

さてさて、今回メインでお話ししたいのはサンノゼにある「ミステリー・ハウス」というお屋敷なのですが、ミステリー/ MYSTERYという単語は 「不可解なこと」を意味するわけで、ではでは、このお屋敷、どこがどう不可解なのかということになりますが。

この「ウィンチェスター・ミステリーハウス」には実際に私も行ったことがあり、そのお屋敷の中を見学しました。なんともまあ奇妙な感じがしました。絶対に私はここでは暮らせないと思いました。 

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Viktoriia BondarによるPixabayからの画像

私がこのお屋敷の中を見学に行ったのは1990年代前半になるのですが、それまでさサンノゼというところにこんな気妙なお屋敷があることはまったく知りませんでした。サンフランシスコ観光のために購入したガイド本に「なんとも奇妙なお屋敷があり、中を見学出来る」とあったので、どんなお屋敷なのか興味をもち、一度行ってみたくなり、サンフランシスコへ行った際の旅程のコースに加えてみました。ですからここがどういう経緯で建てられて、何故に奇妙なものになってしまったのか、その辺りの歴史的な背景は後から知ったというのが正直なところなのであります。

このお屋敷はサラ・ウィンチェスターというご婦人によって建てられました。1884年から建造作業が開始され彼女が亡くなる1922年までの38年間もの間、24時間休むことなくその増築作業は続けられたのだそうです。このお屋敷を訪れた際、どうしてこんなに部屋が多いのだろうか?どうして小窓がやたらにおおいのだろうか?どうして階段なのにすぐ天井に突き当たるように造られているのだろうか?開けても壁しかないドアがあったりして、この家をデザインしている人の意図がさっぱり分かりませんでした。

中の造りですが、部屋が160部屋、窓が10,000枚、ドアが2000個、煙突が17、浴室が13、階段・暖炉が47、台所が6つもあります。そして、それぞれをつなぐ廊下がやたらに狭くて、相撲取りは絶対に通ることが出来ない廊下になっており、その廊下も数多くあるのです。

家内から「このお屋敷のオーナーであったご婦人は、小柄で、巨万の富を持ち、彼女の指示で24時間、大工たちはずっとこのお屋敷の増築作業を続けていた」と聞いていたので、この屋敷の構造からして「お金目当てにやってくる泥棒対策」そして「強盗から命を守る為」に屋敷の中に様々な工夫を施しているに違いない。今でいう「セキュリティー万全」の家を目指していただろうと、当時は思っていました。

いやはや、日本に帰国してから、このお屋敷の歴史的な背景を知ることになり当時の自分の考えが浅はかで、知らないということは何んともまあ恥ずかしいことだなぁと思いました。

そもそもこのご婦人が38年間も増築し続けられるほどの富はどこからきていたのでしょうか?歴史に造詣の深い方であれば、このお屋敷名の「ウィンチェスター」という名前に既にぴんと来ていることでしょう。西部劇に出てくる銃として「ウィンチェスター銃」というのがあります。年齢が上の方であれば聞いたことがあるかと思います。そうなんです、彼女は銃の製造会社で有名なウィンチェスター社の2代目社長、ウィリアム・ウィンチェスター氏の奥様だったのです。そして、彼女はこのアメリカ屈指の銃メーカーであるウィンチェスター社の株式を50%も所有する大株主でもあったがために黙っていても毎月大きな金額が振り込まれてきていたので、どれだけ増築してもその作業費に困るということはなかったのです。(凄い凄すぎる!!) いくらお金があったとしても不幸というものを避けられるわけではなく、それが証拠に彼女は一人娘と夫を相次いで亡くしてしまいます。

銃器というものは戦争や争い時に人を殺傷する際に使用されるわけで、サラは夫と娘を失ったのは、自分の家の稼業が銃製造であり、人の命を奪う銃を売ることによって得た利益で自分は裕福な生活を送っていることに対する罰なのだと思い込みます。そして、傷ついた心をどうすることも出来ず、ある霊媒師の元を訪れます。すると彼女に降りかかる不幸はすべてウィンチェスター銃により命を落した亡霊たちの怨念がそうさせており、「彼らの恨みを晴らすためには西方面に引っ越しをして、そこで家を建てなさい。」との助言があり、彼女はその通りにして霊たちの怒りを鎮めるために家の増築を重ねていくことになります。それがその後38年間も絶え間なく増築していくことになっていく訳です。

※このお話しの続きは次号071へと続きます! つづく

【英語/映画/旅行が好きな方向け】ロサンゼルス駐在生活体験記 069 サンフランシスコ⑤ ヨセミテ,「スター・ウォーズ EP6」の森ってどこ? &「夢を叶える人」は・・。

13.サンフランシスコ⑤ ヨセミテ,「スター・ウォーズ EP6」の森ってどこ? &  「夢を叶える人」は・・。

サンフランシスコから車で4時間~5時間走ると大自然の宝庫とでもいえる「ヨセミテ国立公園」につきます。私は日本の自然の奥深い素晴らしいと呼ばれている名所を行き尽くした訳でもないので日本とアメリカの自然の良さや大きさなどの違いを事細かに語れるような立場にはありませんが、それでも「アメリカの自然」は日本よりも遥かに大きいとだけは言えます。国土が広い分、自然・森・林・滝・川などはとても豊かで、晴天でありさえすれば、訪れた森の中でのんびりと木々の間から流れてくる透き通ったキレイな空気を胸いっぱいに吸い込むことが出来て、とても清々しい気持ちになれます。

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skeezeによるPixabayからの画像

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David MarkによるPixabayからの画像

私はヨセミテは90年代の前半に二度ほど訪れたことがあります。森の中を歩いていると、気のせいかもしれませんが、木々の高さが日本よりも遥かに高いように感じましたし、滝も顔を斜め50度くらい上げて高く聳えている岩山のてっぺんから流れて落ちており「あんなに高い岩山の上から滝が落ちてるやん」と思わず叫んでしまいました。あんな高いところから流れ落ちる滝は、あの時、初めてみました。夏にここを訪れると森は涼しいし、滝の水しぶきを眺めては清涼感が味わえて、心をのんびりをさせるには最高の場所だと思います。 

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David MarkによるPixabayからの画像

このヨセミテにはアメリカ人も憧れるホテルとしてマジェスティック・ヨセミテ・ホテル(上の写真)があります。ここで遅いランチを食べたことがあるのですが、ここの食堂は、日本の小学校の体育館くらいの広さがあって外の木々の雰囲気と同様に落ち着いた内装になっていて、食事をした時は時間が遅かったせいかほとんどお客さんがおらず森の中の空気が食堂の中に流れてきていて、何だか神聖な気持ちで食事が出来ました。食後にコーヒーを飲んだのですが、妻がトイレに立ち、店内に私一人になった時、食堂内には窓の外から鳥の鳴き声やセミの声が聞こえてきて、心が癒される静かな空間の中で時を過すことが出来ました。アメリカ人が憧れるホテル、その中の心が落ち着く食堂はとても素敵でした。

ホテルの外に広がっている高い木々の森の中を歩いていた時、この森によく似た森が出てくる映画があったけれども「なんだったかなぁ?」と考える機会がありました。そして「あっ、そうだスター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還に出てくる森のシーンだ」だと思い出しました。

そのシーンはどこに出てきていたかと言うと。

物語の中で、帝国軍が新たに建設をしはじめた「第2デススター」は、エピソード4でルークたちが破壊した「デススター」よりも破壊力を増したものになる予定であり、それが完成してしまうと同盟軍には多大なる脅威になることは目に見えていた。この建設中の「第2デススター」は、緑の惑星と言われているエンドアにある帝国軍の施設からデススターを覆うようにシールド状のバリアが張られており、同盟軍が第2デススターを破壊する為には、まずは惑星エンドアにある帝国軍の施設に行ってシールド発生装置を破壊してバリアを解く必要がある  という設定になっています。そして、ハン・ソロ、ルーク、レイア、チューバッカが訪れる惑星エンドアのシーンのそのほとんどが森の中のシーンなのです。その森の雰囲気がかなりヨセミテの森に似ていたので、ひょっとしたらロケが行われたのはここだったのかなぁと思ったのですが、その後、よくよく調べてみるとロケ地はヨセミテではなくて「レッドウッド国立公園」という所でした。

「ヨセミテ」はサンフランシスコから東へ、つまり内陸へ向かい、隣のネバダ州の方面に向かってへ車で4時間~5時間走しらせた所にありますが、実際にロケ地になった「レッドウッド国立公園」はサンフランシスコから海沿いの道をさらに北に向かって車で5時間走ったところにあります。「ヨセミテ」ではなかったものの、やはりサンフランシスコ近くのカリフォルニア州内の森だったんですねぇ。やはり似ていると思った訳です。

それ故か「レッドウッド国立公園」は今や「スター・ウォーズ」のロケ地ということでこの近くに宿泊して「公園」を楽しむ「スター・ウォーズ」ファンが結構いるそうなのです。う~ん、私も行けるものなら行ってみたい。

「スター・ウォーズ」ファンであれば、このシリーズを通して特撮シーンはルーカスが設立した特撮シーンを専門に創り出すスタジオであるILM(Intdustrial Light and Magic) 社が担っていることはご存じの事だと思います。そして、ここに成田昌隆さんという日本人が働いていることもご存じだと思います。

2020年1月に放送されたNHKの番組「逆転人生」の中では彼が家族を養うべき身でありながら、43歳で会社を辞めてしまい、それから如何にしてILMの一員になることが出来たのか?彼の夢が生まれた時からその夢が叶えられるまでの半生を描いています。ILMといったら世界中のCGクリエーターが働いてみたいと思っている超ハイレベルの夢のまた夢のハリウッドの特撮スタジオです。証券マンとしてニューヨークの支店長にまでなっていたわけですから、普通ならそのまま証券マンを続けるのが極々普通の日本人の常識的な考えなのですが、彼は自分の夢が諦めきれずに、一途に立ち向かう決心をして、苦しい状況にも屈することなくILMで働くトップクリエイターになるという夢を叶えたのです。

夢を叶えるには一途にその夢に向かって打ち込む時期が必要です。スポーツ選手であれば、それは練習でしょう。漫画家志望であれば、書いて書いて書きまくる。小説家志望であれば、まずは人の作品を読んで読んで読みまくる。楽器演奏者であれば、その楽器を時間の限り練習していく。

多くの人は最初持っていた夢を途中であきらめてしまいます。あるいは、夢を追い続けたくても、家庭の事情、経済上の理由、あるいは健康問題などがあって追いたくてもあきらめざるをえない人というも結構いると思います。

「いつまで子供みたいに叶いもしない夢を追っているのアナタは?」と親の反対にあう人もいるでしょう。そして、大概の人は、世間が決めた基準に自らを合わせてうまい頃合いを見つけて夢は自分の人生の進路から外に置いてしまい、大人・老人になっていくのだと思います。

でも、どうしても夢を追いたい、叶えたいという願いが強い人は、自ずと何かを犠牲にして、その道に一途に突き進んでいくのだと思います。またその位の覚悟をして臨まないことには夢は簡単に叶えられるものではありません。『練習もしないで甲子園に行ける高校球児はいない筈です!!またどんなに練習しても行けない時はいけない。夢を叶えるには「運」をも見方につける力も必要なように思います!!』

田昌隆さんがILMで仕事が出来るようになるまでの過程を拝見して夢を叶える為の覚悟を学ぶことが出来た気がします。あのスピルバーグでさえ、若い時には映画業界に入りたくてユニバーサルスタジオにスタッフのふりをして入り込んでいたことがあると聞いたことがあります。それだけ「夢中」にならないことには夢は叶えられないのでは・・。

つづく

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【英語/映画/旅行が好きな方向け】ロサンゼルス駐在生活体験記 068サンフランシスコ④ワインのメッカ・ナパヴァレー             

13.サンフランシスコ④ ワインのメッカ・ナパヴァレー  

前回、フランシス・フォード・コッポラ監督がワイン好きだという話しをしましたが、サンフランシスコからおよそ一時間半位、車で走ったところにブドウ畑が、ずず、ずず~いと続いているナパヴァレーというカリフォルニアワインのメッカがあります。

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Jan AlexanderによるPixabayからの画像

この地域には大小合わせて400ものワイナリーがあるんです。ナパヴァレー地域に車で走っていくと車窓から行けども行けどもブドウ畑が続いていくんです。それはそれは素晴らしい景色なのです。このナパヴァレーでブドウの栽培がスタートしたのは1800年代の前半で、1860年代になると50ものワイナリーがワイン醸造をするようになっていきます。季節にもよるのでしょうが、ナバはかなり広範囲にゆるやかな丘陵地が広がっており、気候的には暑すぎず、寒すぎずで、質の良いブドウを栽培するには適した場所だったようです。ワイン用語の中に「テロワール」という言葉があります。これは「 ブドウの樹を育てる為のあらゆる条件、そのすべて  =  気候、土壌、水、地形への特徴など」の条件を意味します。つまり「テロワール」とは、ブドウを育てるためのあらゆる条件その全てを意味しているのです。

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skeezeによるPixabayからの画像

このカリフォルニアワインの名産地になっているナバ・ヴァレーは今や観光地にもなっているので、ワインが大好きだという方は、是非ともホテルを予約して、輝く太陽の下、じっくりと、ゆったりと遥か遠くの丘陵まで続いていく滅多に観られない景観を眺めながら熟成されたワインとそのワインにあったカリフォルニア料理を是非とも堪能して頂きたい!!

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skeezeによるPixabayからの画像

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thewinemix0によるPixabayからの画像

クリス・パイン、アラン・リックマン、ビル・プルマン等が出演している「ボトル・ドリーム」という映画が2008年に公開されましたが、この映画はナパヴァレーのブドウ畑が遥か地平線まで広がっている様を空撮で見事にとらえたシーンから始まります。映画の内容は史実に基づいた実話がベースになっています。

フランスでワインのお店を開いているアラン・リックマン扮するワイン店のオーナーが1976年にパリでフランスワインとナバヴァレーのワインとでは、どちらが美味しいのか、銘柄を隠してテースティングを行い、9人の専門家たちに美味しいワインに投票をしてもらうという史上初のイベントを開催しました。それまでワインと言えばフランスワインが歴史・格式・味ともに圧倒的にNO.1とされてきた訳なのですが、このパリで行われた初のテースティング対決は、何んと驚くなかれ「ナパヴァレー産のワイン」の方に軍配が上がり「カリフォルニアの奇跡」と称される結果となったのです。

映画「ボトル・ドリーム」はこのテイスティング対決におけるサクセスストーリーをきっちりと描いていて、見終わった後の「あと味」は実に爽やかで爽快です。ただ難点を挙げるとすると舞台となる時代が1976年にも関わらず、撮影が鮮やかすぎて、まるで現代2010年代後半の話しなのかと思ってしまうほど、映像に歴史的な奥深さがなくてとても今っぽいのです。だから「映像」と「時代」があっておらず、私は没頭しきれませんでした。それともう一つ没頭出来なかった要因はワインのテースティング対決の主催者を演じているアラン・リックマンが、彼の出演代表作の映画「ダイ・ハード」のテロリストのリーダーの役と同じような演技をしていて、なんだか怒るとジャケットの胸ポケットからピストルでも取り出しそうな雰囲気だったので、落ち着いて映画に没頭出来ませんでした。役者としての彼は、若い人たちにとっては「ハリー・ポッター」シリーズのスネイプ先生役の方が馴染み深いかもしれませんね。

アラン・リックマンは、悪役のイメージがあまりにも強すぎるので、ふつうのオジさんを演じるのは、かなりハードルが高くなっており、もしかすると本人が一番やりづらさを感じていたかもしれませんね。そんなわけでワインがお好きな方は、カリフォルニアワインがフランスワインに勝利するという映画「ボトル・ドリーム」を是非ご覧になってみてください。見るとやはりワインが飲みたくなってしまうんですよねぇ~!

私はアラン・リックマンのアクの強さを再認識したのはマデリン・ストウと共演した「クローゼット・ランド」(93)というグロい作品だったのですが、残念ながら彼は2016年の1月に69歳にて癌のため天国に召されてしまいました。年老いた役を演じるアラン・リックマンも観たかったなぁ~。でも、もう見る(会う)事は出来ないのですねぇ。ただただ残念です。ご冥福をお祈りいたします。

 つづく

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【英語/映画/旅行が好きな方向け】ロサンゼルス駐在生活体験記 067 サンフランシスコ③ コッポラとルーカスの関係  & ソウル・ゼインツPってどういう人か分かりますか?             

13.サンフランシスコ ③ コッポラとルーカスの関係 

& ソウル・ゼインツPってどういう人か分かりますか?

私が大学生の頃、今からもう40年も前になりますがフランシス・フォード・コッポラはすでに大監督になっていました。「ゴッドファーザー」(72年)「ゴッドファーザー Part Ⅱ」(74年)はシリーズ2作続けてアカデミー賞の作品賞を受賞しています。コッポラ監督はロサンゼルス・ハリウッドの人というよりもサンフランシスコの人というイメージが強いですね。彼はワインが大好きでコッポラワイナリーも自身で所有していますし、ワインのお店をサンフランシスコ内にオープンさせていたりしますしね。(ミーハーな私は当時、このお店に行ってしまいましたが・・。)

ただ若い方だとフランシス・フォード・コッポラという監督のことをあまりご存じないかもしれませんね?彼は1970年代~80年代に活躍した映画界の大物監督でありプロデューサーなのですが、コッボラ監督のことは知らない方でも「スター・ウォーズ」の生みの親であるジョージ・ルーカスの名前は聞いたことがあるかと思います。このジョージ・ルーカスの才能に気付き、彼の第一回監督作品「THX1138」の資金集めとプロデューサーを務めたのは、何を隠そうフランシス・フォード・コッポラなのです。コッポラは当時、アメリカン・ゾエトロープ社という会社を設立しており、ルーカスはその会社の副社長に就任しています。そして、間もなくルーカスは自分の会社「ルーカス・フィルム」を立ち上げて、監督第二作目の「アメリカングラフィティ」を完成させて公開します。するとこの作品はスマッシュヒットとなります。そして「スター・ウォーズ」の製作の準備に入ります。ルーカス自身もロサンゼルスよりもサンフランシスコに近い町の出身だったので、二人は何か肌が合うのかもしれませんね。ルーカスも「スター・ウォーズ」で成功してメインの大きな自身のオフィスをサンフランシスコ近くに開いていますね。

ちなみに、シルベスター・スタローンの「ロッキー」シリーズとコッポラ監督が間接的に関係があるんですが、その理由、分かりますか?すんなりお答えになられた方は結構「映画通」ですなぁ!(えっ、そんなことないだろうって?)

解答はですね、映画「ロッキー」の中で「エイドリアン」を演じている女優タリア・シャイアはコッポラ監督の実の妹さんなのであります。コッポラ一族は映画や音楽の仕事をしているメンバーが多いですね。コッポラの娘さんのソフィア・コッポラは女優兼監督(「ロスト・イン・トランスレーション」2003年)になっていますし、ハリウッドスターに登りつめているニコラス・ケイジはコッポラとタリア・シャイアの甥っ子ですしね。そう、だからニコラス・ケイジのお父さんであるオーガスト・コッポラはフランシス・フォード・コッポラとタリア・シャイアのお兄さんなのであります。何をしていた方かというとサンフランシスコ州立大学で文学の教授であり、造形芸術学部の学部長だったのだそうです!やっぱりこの一家の血筋って凄いんですね!

そういえば1970年代ばかりでなく映画史に残る作品を残しているもう一人のプロデューサーもサンフランシスコ近辺にオフィスを構えていますね。そのプロデューサーとはソウル・ゼインツという方なのですが分かりますか?名前を聞いたことがないという人でも彼がプロデュースした作品名を聞けば「あ~、その作品知ってる」と言って頂けるのではないでしょうか?勿体をつけてしまいましたが、彼のプロデュース作品ですが「カッコーの巣の上で」「アマデウス」「イングリッシュ・ペイシェント」といった名作ばかりで、そのほとんどがアカデミー賞に絡んでいたりする訳ですから、凄い人だなぁと思ってしまいます。コッポラ、ルーカス、そしてソウル・ゼインツといった超大物プロデューサーは、どうしてハリウッドではなくてサンフランシスコ近辺で暮らしたがるのでしょう?サンフランシスコはパワースポットなのでしょうか? 

さてさてさて、ロサンゼルスにはリトルトーキョーという日本人街がありますが、サンフランシスコにもジャパンタウンという所があって、ここには日本文化を届けてくれるお店や日本食が食べられるレストランがあってサンフランシスコ在住の日系人や駐在員の人たちの生活に潤いを与えてくれる場所になっています。私、ジャパン・タウンに行ったことがあるのですが、日本人からするとやはり安心が出来る素晴らしい空間なのであります!最近知ったのですが、このジャパンタウン付近にロバート・レッドフォードの実家?があるのだそうです。サンタモニカ出身だとばかり思っていたのになぁ~。

 つづく

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【英語/映画/旅行が好きな方向け】ロサンゼルス駐在生活体験記 066 サンフランシスコ② アルカトラズ島 ,ロンバート・ストリート  &   チャイナタウン!

13.サンフランシスコ② アルカトラズ島,ロンバート・ストリート  &   チャイナタウン!

サンフランシスコの海の沖合には昔、刑務所だったアルカトラズ島があります。サンフランシスコ側から沖合をみると肉眼でも島の輪郭がはっきりと見えます。アルカトラズとはスペイン語で「ペリカンの島」という意味なのだそうです。この島は1860年の南北戦争の時代から1962年までの百年間、灯台、病院、そして刑務所と、歴史の中でさまざまな使われ方がされてきました。1906年にサンフランシスコ地震が起こり、市内の刑務所に火災の危険が迫って、受刑者がこの島に移送され、それからこの島のメインの使われ方は刑務所になったようです。

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Laurent Schmidt によるPixabayからの画像

ただ1961年にフランク・モリスと何人かの仲間が脱獄をしました。警察側は近くの海と海岸を隈なく探したが彼らの遺体は発見されず、かと言って脱獄が成功したという証拠もなく、彼らは消えてしまったということになっています。この脱獄事件があったことと地震での老朽化が理由で翌年の1962年に刑務所は閉鎖されてしまいます。

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Marcello RabozziによるPixabayからの画像

この脱獄の模様はクリント・イーストウッドがフランク・モリスを演じた「アルカトラズからの脱出」という映画の中で描かれています。この映画が公開されたのは日米ともに1979年ですから今からもう41年も前になるんですね。クリント・イーストウッドは1930年生まれなので2020年現在、90歳ですが、この「アルカトラズからの脱出」の公開当時は49歳だったんですねぇ。

今ではサンフランシスコ・ピア33から観光客がクルーズ船に乗って訪れることが出来る観光名所の一つになっています。私は、このアルカトラズ島には縁がないのか、いつ行っても船の時間が合わなかったり、予約がいっぱいだったりして、結局訪問することが出来ませんでした。残念! 

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Lisa Redfern によるPixabayからの画像

このアルカトラズ島が出てくる映画としては他にニコラス・ケイジとション・コネリーが共演している「ザ・ロック」(1996年度作品)という映画があります。フロリダでの旅を書いたブログの中でフロリダが舞台の映画としてウィル・スミスが出演している「BADBOYS」シリーズをご紹介しましたが、そのパート1を撮り終えたマイケル・ベイ監督が「BADBOYS」(95)の次に監督した作品がこの「ザ・ロック」だったのですが、この監督、海辺が好きなんですかねぇ?この作品はサンフランシスコの坂でのカーチェイスシーンもあるのでサンフランシスコの街並みもかなり楽しめる作品です。マイケル・ベイ監督は海辺関係の作品を2本続けて創ったからか、次に監督した作品「アルマゲドン」(98年度)では舞台が「宇宙」になってしまいました。そして更に次の作品は「パール・ハーバー」(2001年)で戦争ものではあるのですが、舞台は真珠湾・ハワイ北西沖なので、また「海」に戻ってしまい、その後が「BADBOYS Ⅱ」でまた舞台がフロリダなのでマイケル・ベイさん、どんだけ海が好きなのでしょう!!

ロサンゼルスから何度かサンフランシスコに行っているのにアルカトラズ島には行くことが出来なかった一方で、自分としては行きたかった訳ではないのに2度も行く羽目になってしまった「ロンバート・ストリート」という観光スポットがあります。ここは結構、急な下りの斜面になっている「世界一曲がりくねった坂道(The Crockedest Street in the world)」と呼ばれているところなんです。ジグザグのカーブが8ケ所もあって、下からこの坂を見上げると数多くの花々が植えられていてとても綺麗な所なのですが、運転して下ってくると結構なジグザグぶりなので私としては運転するのはかなりきつくては気が抜けませんでした。ですから両側に植わっている綺麗な花など楽しむ余裕はなくて、いつも残念な思いをしていました。

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Cynthia LynchによるPixabayからの画像

そんな訳で、私にとってここはそれほど楽しいスポットではなかったのですが、花が大好きな家内からするととても魅力的なスポットだったらしいのです。そりゃ、そうでしょう、運転しない分ずっと綺麗な花を観ながら降りてこれるのですから。

旅行に行くとやはり楽しみは「食べる」ことですが、サンフランシスコは海に近い場所だと魚介類を使った料理が美味しいと前回のブログでお話ししましたが、この町には全米一位か二位になるほどの大きさを誇る「チャイナタウン」があるのです。ですから、本場の中国料理が楽しめるのでございます。今2020年の夏のコロナ禍で、チャイナタウンも以前と同様なサービスの提供は難しくなっているのではないかとは思いますが・・。私が訪れた90年代前半の頃のチャイナタウンはとても活気がありました。そして、私が入ったお店で日本でいう「広東麺」に似た汁麺を注文してみたところ、薄茶色をしたとても細い麺のラーメンらしきものが出てきました。スープもグーだし、中の超極細麺が本当に美味かったのであります。

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           Orna WachmanによるPixabayからの画像

この麺はとても歯ごたえもよく美味しくて、何度でも食べたいと思って、その後、日本・アメリカを含めて、あの麺と同じクオリティの麺を出してくれる中華料理店を探しているのですが、まだ同等のクオリティの汁麺を出してくれるお店に巡り合えておりません。 

つづく

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【英語/映画/旅行が好きな方向け】ロサンゼルス駐在生活体験記 065サンフランシスコ ①モーリン・マクガヴァンってご存じですか?、ケーブルカー & ピア39!              

13.サンフランシスコ①モーリン・マクガヴァンってご存じですか?、ケーブルカー & ピア39!

体験記061~064ではフロリダへ旅をした際のことを書かせて頂きましたが、この体験記065からは、舞台を再びカリフォルニアに戻して、サンフランシスコを訪れた際の旅の模様とサンフランシスコに関係する映画について書きたいと思います。

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David MarkによるPixabayからの画像
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【英語/映画/旅行が好きな方向け】ロサンゼルス駐在生活体験記 064 フロリダ⑤ シャロン・ストーン「涙の訴え」& またも「キーライムパイ」              

12.フロリダ⑤ シャロン・ストーン「涙の訴え」&またも「キーライムパイ」

前回のブログでフロリダ・マイアミが舞台の映画「スペシャリスト」のシャロン・ストーンが綺麗だということを書きましたが、2020年の夏の今日、彼女の祖母がコロナで亡くなり、妹夫婦もコロナに感染してしまい、悲嘆にくれる彼女が「みなさん、是非マスクをしてください」と涙ながらに訴えている画像をみました。

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       muhammad rizky klinsmanによるPixabayからの画像

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【英語/映画/旅行が好きな方向け】ロサンゼルス駐在生活体験記 063 フロリダ④ アメリカ最南端 & キーウエストの夕焼け&映画「スペシャリスト」              

12.フロリダ④ アメリカ最南端 , キーウエストの夕焼け&映画「スペシャリスト」

さあ、いよいよアメリカの最南端のポイントであるサザンモストポイントにやってまいりました。下の写真にあるこのモニュメントは誰も写っていませんが、普段はもうこのモニュメントと一緒に写真を撮ろうという人達が廻りにたくさんいるんです。天気が良くて快晴の空の下の誰もいないモニュメントは何だか新鮮です。このブログには載せていませんが、かく言う私もこのモニュメントに手をかけて写真を撮ってきました。私の写真は段々と暗くなり始めてから撮ったので文字がよく見えませんが、下の写真はくっきりはっきりとしていますね~。また後ろの海の綺麗なこと!

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Paul BrennanによるPixabayからの画像

この美しい海の彼方にはキューバがあり、そして南米大陸が続いていく訳ですから地球はどこまでデカいんだという気になります。 

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Yinan ChenによるPixabayからの画像

皆が皆、今この瞬間、北アメリカの大陸の最南端にいることに静かに興奮してことが感じられました。

私もその時、鈍感だったのですが、なぜか海岸線に人が増えてきているのです。最初は、クルーズ船から降りたばかりのお客さんたちがそこに居続けているだけなのだろうと思っていたのですが、そうではありませんでした。皆が皆、同じ方向を見ているのです。その視線の先に何があるのかと思ったら、そうです『太陽』です。そこでようやく何故に人が増えてきているのかに気付きました。そこにいる人々のお目当てはずばり「サンセット」でした。つまりオレンジ色になっていく空と沈みゆく太陽を心待ちにしている人たちが海岸線に集まりだしていたのです。誰が演出する訳でもない自然の摂理の中の壮大な風景を、今か今かとみんなが待っているわけです。みんながみんな太陽に顔を向けているので、みんなの顔がすべて段々とオレンジ色になっていきます。弱くはなってきていますが、それでもまだ太陽の陽ざしは暑いのです。でも、それと同時に海風がひんやりと優しく顔と肩を撫でてくれて気持ちが良いのです。キーウエストに来る時のフリーウェイでは曇っていた空も、とても澄んでいて夕陽に変わりつつある太陽もばっちりと見えており、とてもいい天候になってくれました。行きに通ってきたフリーウェイでの憂鬱な気持ちは、もうどこかにすっ飛んでおりました。そうこうするうちに、だんだんとオレンジ色に膨らみはじめた太陽が徐々に海の遥か彼方の水平性に近づき始めました。我々の上空から大海原に渡って空一面・空全体がオレンジ・だいだい色へと変化していきます。そして夕陽の大きさがこれでもかという位に大きくなりはじめます。するとその光景に感動しはじめた人たちから歓声と指笛が起こり始めました。大自然が織りなす素晴らしい光景を目の当たりにして皆一様に感動しているのが分かります。そのどデカくなってきている夕陽を観る事が出来て、私も久しぶりに鳥肌が立ちました。夕陽はだんだんと大きくなりオレンジ色の大きな円へとなっていき、そのまわりはまるでカゲロウでもかかっているかのように揺らめいていました。おそらく大きさがマックスになったであろう時、完成と指笛に加えて、どこからともなく拍手が起こりました。陽気に歌を歌いだすグループも現れました。しかししかし、その美しい光景を味わうことが出来たのも15分位だったでしょうか。あとはだんだんとオレンジ色から夜の暗さが増していきました。

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wurliburliによるPixabayからの画像

2020年の夏現在、人生50年以上は生きてきたのですが、私にとってあの日、キーウエストで見た夕焼けの時の夕陽の大きさが人生で一番大きな沈みにゆく太陽でした。空がオレンジ色に染まった中での巨大なオレンジの太陽。今でも目に焼き付いていて忘れることは出来ません。

さてさてさて、前回シルベスター・スタローンとシャロン・ストーンが共演した「スペシャリスト」という作品がマイアミを舞台にしていると書きましたが、この作品は全編マイアミで撮影されているようでマイアミの陽ざしの下で撮影されているように感じます。映画はマジックなので部分部分をハリウッドで撮っているのかもしれませんが。ただフロリダ・マイアミの夜のイルミネーションの色合い、青とピンクが強かったり、ホテルのプールが綺麗に撮れていたりするのでマイアミ感は味わうには持ってこいの作品だと思います。公開当時はアクション映画なのに主演の二人の濃厚なラブシーンが結構宣伝では使われていたように思います。確かにこの映画でのシャロン・ストーンは綺麗です!!!

この作品のラストシーンで主演の二人がオーブンカーで海沿いの道を疾走していくのですが、そこに映っている海の色は、私がマイアミでビーチで見た海の色と同色ですね。綺麗なのですが、なにかが潜んでいるような綺麗さ。それがマイアミという町の魅力なのかもしれません。

さてさてさて、前回ビーチボーイズの「KOKOMO」という曲の歌詞に「キーラーゴ」が出てきているとご紹介しましたが、後もう一つ気になるワードがありました。それは「バミューダ」です。このワードは、私達の年代の人間からするとミステリーワードだったりするのですが・・・。マイアミで宿泊したホテルをチェックアウトする際にホテルのフロントにいた女性スタッフに「バミューダトライアングル」のミステリーについてどう思うと聞いてみたら「まったくのデタラメだと思うわ!」と一蹴されてしまいました。失礼いたしました!  つづく

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