一流人じゃなくても夢は叶えられる!

英語を学び、映画を見まくったことで夢は叶えられた!

【今週の特別お題用】人生とは「儘(まま)ならないものだ」と思っていれば大概の事では落ち込まなくなります!【青森・酸ヶ湯編① (018:中編)】

特別お題「わたしの推し

人生とは自分の思い描いていたような自由気儘にはいかない、特に「欲」が絡んでくると余計その要素は大きくなってしまう?というお話しです!

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Hudson CraftedによるPixabayからの画像

今日は私の若き日の異性に対する「羨望の心(言い換えれば:純粋なスケベな気持ち)」がもたらした何ともお恥ずかしいお話しをお伝えすることにいたします。

それはもう今からおよそ40年も前のことです。私自身は生まれも育ちも「スカイツリー」のお膝元「押上」なのですが親戚が秋田におり、ある年の2月から3月になる春休みの時期に大学生だった私は休みを利用して親戚の家を訪れたことがありました。

上野駅から列車にゴトゴトと揺られて何時間が経つと秋田に到着するともう辺りは一面の「銀世界」でその時も「雪」がしんしんと降っていました。秋田の親戚の家に3日ほどお世話になりました。そして、東京にいる時から今回行ってみたいと思っていた「温泉のお宿」があり、4日目には秋田の親戚の家から青森県にある「酸ヶ湯(すかゆ)温泉」という温泉地に向かって電車に乗り出発いたしました。

どうして「酸ヶ湯(すかゆ)温泉」に行きたかったかというと、ここには「千人の入浴客が一度にいっぺんに入れる『千人風呂』というお風呂」があるという事だったので、そんなに「大きなお風呂」とは一体どんなものなのか、自分の目で確かめてみたいと思ったからなのです。しかもです、ここからが「不純な動機」の始まりなのですが、その『千人風呂』はなんと男女混浴というではありませんか。大学も春休みでいつまでに東京に戻らなくてはならないという制限もないようなものだったので「のんびり」と温泉に浸かろうという思いと男女混浴というなんとも言えぬいい響きのある入浴施設に入れるということで胸をワクワクさせながら「2泊3日」の予約を入れて雪深い青森の秘境にある「温泉宿」を目指したわけなのであります。この宿は「八甲田山」にほど近いところにある為、登山客も多く、スキーで、また登山家としても有名な三浦雄一郎さんもお父さんの代から宿泊されているということです。JR青森駅に到着し「酸ヶ湯温泉」に向かうバスに揺られること1時間30~45分。バスが1時間も山に向かって走ってゆくと、道の両脇にはずんと積まれた「雪」が壁状になっていて、その高さの高いことといったらありませんでした。バスの屋根の上から1メートルくらい上まで両脇に「雪の壁」がありましたから。さすがは「八甲田山」近くだなぁと思いました。

バスが「酸ヶ湯温泉」の宿泊施設に到着したのはお昼の2時半を回っていましたかね。チェックインを済ませて自分の部屋に向かいましたが、いや~~、木造の旅館内の廊下は外の冷気がヒューっと吹き抜けていく感じがまだあって部屋に入るまでは「さむ~い」という感じがありましたね。でも部屋に入るとストーブの「暖」がとても「ありがたかった」のを覚えています。雪深いお宿です。周りには「雪、山、雪の降り積もった平原と樹木」しかない訳なので旅館の中ですることといえば「もうお風呂」に入ることしかありません。夕飯の時間が6時からということでしたから「ゆっくりとお風呂に入れる」と思いカバンをおろして、荷物を軽く整理してから、「さぁ、千人風呂とやらを見に行きましょう」と、お風呂支度をして、いざ、お風呂場に行ってみることにしました。

私の記憶が間違っていなければ、今から40年前の昭和の時代の「酸ヶ湯温泉」は24時間いつ行ってもお風呂は「温浴」状態でしたから、お風呂に行く度に「女性」に遭遇してしまう可能性がありました。(※今は女性しか入浴出来ない時間があるようですし、中に女性専用の場所も作られているようですよ。)だからでしょうか、お風呂にいく廊下に出るとさすがに少し寒いは寒いのですが何だかもう胸は「ワクワク・ドキドキ」感でいっぱいで、もしも万が一、若い同世代の女の子に遭遇してしまったら「どうすればいいのだろう」などと一人「ほくそ笑み」ながら浴衣に着替えて、お風呂場に向かいました。

さすがに脱衣所は「別々」になっていました。浴衣を脱いでいる最中に初老の男性が一人お風呂から出てきました。開けた戸から中の音が聞こえてきて、どうも何名か女性がいる声が聞こえてきたりしていました。「うん」今入ると女性に遭遇してしまうんだなぁと思いつつも、もう後ずさりする訳にもいかず、なんでもない風を装いながら、お風呂に入っていきました。

するとお風呂の中はさすがに広くて私以外には先ほど声が聞こえてきていた女性たち3人しかおらず、なんとまぁどういう態度でお風呂場にいればいいのやら、目線のやり場に困りながら、立ち上る湯気の間を静かに進んでいくと、3人いるうち女性のうちの一人が私が入ってきたことに気づいて・・・  

つづく