一流人じゃなくても夢は叶えられる!

英語を学び、映画を見まくったことで夢は叶えられた!

【今週の特別お題用】人生とは「儘(まま)ならないものだ」と思っていれば大概の事では落ち込まなくなります!【青森・酸ヶ湯編②(019:後編)】

特別お題「わたしの推し

こちらブログは前回【人生とは儘(まま)ならないものだ・中編】の続きになります。【018・中編】をまだお読み頂いていない方は是非とも【018・中編】をお目通し頂いてから以下の最終章にあたる【後編】をお読み下さい!今回も、前回同様、脱線させて頂いている内容となっております。人生とは自分の思い描き期待しているような展開には中々ならないのです。「欲」というものが絡んでくると余計その要素は大きくなってしまう?というお話しの続きであり最終章(おちの章)でございます!!

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Hudson CraftedによるPixabayからの画像

【  以下は前回ブログからの続きとなります  】

さすがに脱衣所は「別々」になっていました。浴衣を脱いでいる最中に初老の男性が一人お風呂から出てきました。開けた戸から中の音が聞こえてきて、どうも何名か女性がいる声が聞こえてきたりしていました。「うん」今入ると女性に遭遇してしまうんだなぁと思いつつも、もう後ずさりする訳にもいかず、なんでもない風を装いながら、お風呂に入っていきました。

するとお風呂の中はさすがに広くて私以外には先ほど声が聞こえてきていた女性たち3人しかおらず、なんとまぁどういう態度でお風呂場にいればいいのやら、目のやり場に困りながら、立ち上る湯気の間を静かに進んでいきました。聞こえてきている3人の女性たちの声は、決してキャピキャピしているトーンではなかったので、瞬時に若い女の子たちではないことは分かりました。昼間とは言え、外との温度差から立ち上る湯気がとても多く眼鏡が曇ってしまって中々3人組の女性たちに焦点が合わなかったのですが、二人は湯舟の中にいて顔と首だけが出ている状態でしたが、湯舟から上がっている女性はふくよかなボディラインをしていました。静かに歩みよっていく私に気づいたのはその湯舟から上がっている状態の「ふくよかボディ」の女性でした。私の方を見ると、まったく躊躇いもなく声をかけてきました。「うわ~、今日は若いお兄ちゃんがいるでよ~。うわ~、お兄ちゃん、どこから来たのさ~」その声にお風呂の中の二人の女性たちも同調して「あら、ほんとだよ~、若いお兄ちゃんだこと。う~~、今日はいい日に来たねぇ~、こりゃ!」振り向いている二人を含めて私を見ている女性陣3人組はどう見ても70歳以上の「昔は大層可愛かったであろう」お姉さま方でございました。湯舟の外にいる女性が一番の年長さんらしく、見事にまで「垂れて皺まじりのお乳」が冬の湯治場にマッチしすぎていて一挙に心は、東京の下町にいる自分の祖母の事を思い出してしまい「こりゃ東京の下町にいると思って接した方が俺自身が楽だなぁ」と思い、そうしてみたところ何の気負いもスケベ心もなく、ごくごく普通に会話が出来て、良き旅の一場面になってしまったのでございます。(う~ん、さみしい!)

 

夜6時になると部屋に食事が運ばれてきました。旅館で食べる食事はとても美味しく、一気にご飯をかき込んでしまったのと、さっき入ったお風呂のせいで、そのままテレビをつけたまま、うたた寝してしまいました。そして、テレビから聞こえてくる笑い声で目を覚まして時計を見ると針は8時45分を指していました。

「そうだ、さっきの3人の超熟女たちに遭遇してしまったリベンジをしなくては」と思いました。

そして「もしかすると、この時間帯というのは、スキーをしたり、山にちょっと登ったりして、ご飯を食べ終わった若い女性たちにとっては一番お風呂に行きやすい時間帯かもしれないぞ!」と思って、慌てて、浴衣を着替え直して、手ぬぐいをもって、再び「千人風呂」へと向かっていったのであります。

脱衣場で裸になって風呂場に入っていった私を待ち受けていたのは厳しい現実でした。中にはいたのは「男性ばかり6人」。千人風呂という広さなのに6人だけ。しかも男性ばかり・・・・。私は心の中で自分を諭していました。「俺はこんな静かな千人風呂に入れて幸せ者だなぁ~」

部屋に戻った私は、うとうとしながらテレビを見ていました。窓から外を見るとずんずんといった感じで雪が降っていました。いつしか時計の針が夜の12時を指していました。そろそろ寝ようかなぁ。

いや「もしかすると、この時間帯こそ、男性たちは酔っぱらって寝てしまい、お風呂にいく男性なんていない筈だから、若い女性たちにとっては一番お風呂に行きやすい時間帯なのかもしれないぞ!」と思って、慌てて、浴衣を着替え直して、手ぬぐいをもって、再び「千人風呂」へと向かっていったのであります。

なんだか田舎の夜は早くて、夜の12時が、深夜の3時くらいの感じがして、辺りはもうシーンと静まりかえっていました。そんな感じの廊下を歩いていた時から「こんな寂しい時間帯にお風呂に入るやつはいないだろう」と思いつつ、もしかするとこういう時間だからこそ「安心して女性たちがお風呂に入れるのかもしれない」などと思って「千人風呂」に入っていきましたが、やはり玉砕となりました。一人で入っている「千人風呂」はなんだかとても寂しく。長く入っていると見なくていいものを見てしまいそうだったので、すぐに風呂からあがって部屋に戻って、床につきました。

朝、目が覚めました。もうお分かりだと思いますが、同様な予想のもと、私は再び朝の気持ちのよい陽光差し込む「千人風呂」に向かったわけですが、案の定、勇ましい多数の男性の方々と一緒に浸かるという爽快な朝を迎えておりました。

2日目の午前中は、歩いていける場所に「地獄沼」というところがあるというので、そこまで行って「地獄沼」を一人「ふ~ん」という感じで観光をしてお昼にはランチを食べにもう宿に戻ってきておりました。

2日目の午後からのスケジュールをお伝えいたします。「旅」は「恥のかき捨て」と申します。

包み隠さずお伝えいたしますが、2日目の午後は、一日目と同様な理由により、同様なコースを繰り返すという全くもって進歩のないことをしてしまったのでございます!!

 

そして、2泊3日が終了し朝食を済ませて、宿をチェックアウトする際には、空振り感があったことは否めないものの「混浴千人風呂」2泊3日の旅を全力で過ごし切ったという達成感だけは強く、これほどまでに「千人風呂」に「一人静かに入り続けることで心身ともにリフレッシュする事が出来ただけでも幸せだぁ。」と強く自分に言い聞かせて「いいお風呂だった。良かった、良かった」と自分の心をうまく騙しつつ、青森駅に向かう帰りのバスに乗り込み、一番後ろの座席に座り込みました。すると、その時です、朝の眩しい光の中、それこそ眩しすぎる光景が目の前に展開されることとなり、我と我が目を失ってしまったのであります!!

私の乗っているバスの横に、一台に20名は乗っているであろう「観光バス」が2台ほど横づけされたのです。その横づけされたバス2台には見目麗しき若い女性たち、歳の頃は正に18、19歳のギャルたちがキャアキャアと言いながら荷物をもって次から次へとバスから降りていくではありませんか・・。この光景を目の当たりにして私は心の中で「もう!これはなにか~~!」と叫んでおりました。

そこに私のバスの運転手さんが乗り込んできて私と目があうと「お客さん、惜しかったねぇ。あの娘たちは、4月から東北の旅行会社に就職してバスガイドになる新入社員達で、研修と親睦を兼ねて今日から2泊3日泊まるんだべよ。」

顔は平静を装っておりましたが、心の中は八甲田山が爆発し体中の血管の中を怒涛の如く血が駆け回っているのが分かりました!!!

「だべよじゃないよ、この~~~!昨日かおとといのうちに教えてくれよ!!そしたら、もう一泊延長出来たじゃないかよ~」

この時ほど人生とは「儘(まま)ならないものだ」と思ったことはありません。あと2泊でも3泊でも延長出来る金額を所持していたんだからさぁ~~!「後悔、先にたたず~~~!」

でも最初から「不純な期待などしていなければ後悔なんてしていないんですけどねぇ~~!」

《完》

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この経験は、自分に色々なことを教えてくれました。

例えば、

人生、努力もせず「期待だけ膨らませても」何の成果も生まれない!

有効な情報は人頼みにせず、事前にいろいろと洗いざらい調べ上げる努力を怠らないこと!

③仮に最高のシチュエーションが整ったとして、それに対応出来る能力(アドリブ力)がなければ過去の失敗を活かすことは出来ない!   《完》