一流人じゃなくても夢は叶えられる!

英語を学び、映画を見まくったことで夢は叶えられた!

ラスベガスで新年を迎えた時のおはなしです! その2 【再掲出43】          

ラスベガス

世界一のエンターテイメントの聖地で新年をやんややんやと迎えることが出来ましたぞ! 

1993年12月31日・大晦日の夜の9時。食事を終えて部屋に戻ってくると計画と違うことが起こってしまいました。家内が「頭が痛くなってきた」と体調不良を訴えてきたのです。とですが、ですが、彼女にはベッドで体を休めてもらうことにしました。

f:id:TakTakaoka:20200715075507j:plain

※上の写真は1993年お大晦日のものでありません。上はミラージュホテル。シーザース・パレスやバリーホテルなどのホテルの中もそれはそれは綺麗な所が盛り沢山なのです。otschnbrotschnによるPixabayからの画像

この日の昼間はMGMホテルへ行き、併設されている遊園地の中で過ごしたのですが、MGMホテルはルクソールホテル同様、ストリップ通りの端にあるので今日も結構歩いたことになります。「薬を飲めば治まるから、きっと」と彼女は言い、薬を飲んで再度ベッドの上に横になりました。私も昼間にあちらこちらと結構歩いたので、ちょっと体を休めようと自分のベッドに横たわりました。およそ1時間半が経って、時計が10時30分をまわりました。家内に声をかけると「まだ頭が痛くて外に行く元気がない。」との返事。二人で一緒にカウントダウンを迎えることは出来そうにありませんでした。「俺もこのままもう寝ちゃおうかな」とそのままベッドに横たわること30分。何か窓の外が騒がしくなってきているのに気づきました。窓からメインであるストリップ通りを見てみると人が次から次へとトレジャー・アイランドホテルの方に向かって歩いていくのが見えました。その様子を見た時「おれもやっぱり行きたいなぁ。」という気持ちになってきて家内に「なんだか人が集まりだしてるよ。どうだ、行けそうか?」と尋ねてみました。しかし家内の返事は、半分寝ているかのようで「まだ調子が良くないから行くなら戸締りをしっかりして一人で行ってきて。」というものでした。

それならば「せっかく、ここまで来て何も見ないで帰るのはもったいないし、じっとしていたら後で後悔するから、そうだ一人で行こう。」と思い、戸締りをして、家内を部屋に残して外に出かけて行くことにしました。

f:id:TakTakaoka:20200714155454j:plain

※上の写真は1993年お大晦日のものでありません。上の白い車が走っている道路が「カウントダウン」のイベント時には遥か奥の方まで縦に全面封鎖され歩行者天国になり新年を祝うの人で溢れます。D ThoryによるPIxabayからの画像

さっきまで車が走っていたストリップ通りは全面通行止めになっていて、道路が全長3マイル(約5キロメートル)に渡る歩行者天国になっていました。

もうかなりの人たちが道路上に降りてトレジャーアイランド方面へと向かっていました。私もみんなに混じって同じ方向へと歩いていくことにしました。トレジャーアイランドの前まで歩いていくと、そのホテルの前には大きな池があって定時になるとそれこそ実物大の大きな海賊船が出てくるショウがあるのですが、その池の周辺に人が集まって来ていてカウントダウンを心待ちにする大勢の人たちでごった返していました。 

f:id:TakTakaoka:20200715073451j:plain

※上の写真は1993年お大晦日のものでありません。上はトレジャーアイランドホテルの写真。この前には海賊船が現れるショウが行われていたのでかなり広い池があるのです。Bishnu SarangによるPixabayからの画像

ただまだカウントダウンには30分位の時間はあったのとトイレに行きたくなってしまったのでトレジャーアイランドホテルの中に一旦、入ることにしました。しかしながらホテルの入り口、出口もですが、通常の3倍もの人がいるものですから(3蜜なんてものではない)中に入るのもひと苦労、まるで日本の通勤時の満員電車のような状況でトイレを目指してとにかく前進するしかない状況です。なんとかトイレに辿りつくとトイレは意外とすいていたので助かりました。でも逆にもしもカウントダウンが終わるまで我慢してトイレに行かなかったとしたら、あの大勢の人に揉まれて私のタンクは危なくなっていたかもしれません。それこそタイムアップしてウォターオーバーになっていた可能性がありました。用をたしてトイレから出るとホテルのロビーフロアの奥に巨大なスクリーンがあるのが見えました。まだ少し時間があったのでドリンクを購入して、トイレ横のロビーの椅子に腰をかけてドリンクを飲みながら巨大スクリーンを見ていると、その大きな画面にはニューヨークやフロリダ、シカゴなどの他の主要都市でのカウントダウンの様子が映し出されていました。「Happy New Year!」の文字と歓声や花火の打ちあがる様子などが映し出されていました。日本ではない光景ですよね。国の中、西海岸と東海岸は3時間もの時差がある訳ですから東海岸の方が3時間も早く新年を迎えることになるのです。

当然のことながら、地球の回転に従って、東海岸から西海岸へと順番に新年を迎えていくわけです。日本は北海道から九州・沖縄までかなり離れてはいますが、日本は全都市一斉に新年を迎えるのが当たり前ですよね。ですから、東から順番に新年を迎えていくという、その光景に「本当にアメリカは横にデカイなぁ!」とただただ驚くばかりでした。画面を見ながらそんなことに感心しているうちに段々とカウントダウンの時間が迫ってきました。再び凄まじい勢いの人垣の中に入っていき、ホテルの外の「ストリップ通り」に出る事にしました。

外に出たは出たで物凄い人の数には変わりなく、池のまわりにはどこから集まってきたんだという位の人たちがカウントダウンの時を今か今かと待っていました。その数はどの位なのでしょうか、渋谷のスクランブル交差点でハロウィンの時に仮装をした若者で溢れかえっている様子をニュースで見た事がありますが、あのスクランブル交差点が人で溢れかえっている状態が1キロは続いている中で新年のカウントダウンを迎えるのだと想像してみてください。凄い数の人だと思いませんか。

ホテルの外に出て陣どった私の場所は偶然にも良い場所だったようです。

時計で後5分、4分、3分とその時が近づいてくると、時計を見る人の数が多くなり、一生懸命にシャッターチャンスを逃すまいとしている異国の人達、もううるさいぐらいに盛り上がっている若者たち、多くの集団。アメリカ人だけではなくて、様々な国の多くの人たちが手には瓶ビールをもって飲みながら、キャーキャー、イェイイェイ言いながらその時が来るのを待っています。すると。

皆がトレジャーアイランドのホテルの上の方を見上げました。ホテルの上部に残り1分を切ったところで60の電光の文字が浮かび上がりました。59,58,57と文字のカウントダウンが進んでいきます。もう誰も何も止めようがありません。トレジャーアイランドからそのストリップ通りにいるあらゆる人達のソワソワ感がじんじんと伝わってきました。

30、29,28・・・もう指笛がやみません。そのうるささがこれまた気持ちいいのです。20秒をきりました。そして時を刻む大観衆による大合唱となりました。12,11,10,9,8,7,6,5,4,3,2、ワ~~~~ン!!! 

「ハッピーニューイヤーー」

その瞬間、紙吹雪が舞って、トレージャーアイランドホテルの裏手から3本の大きな花火がドンドンドンという大低音とともに打ち広がり、観客たちの歓声・指笛・叫び声がもう頂点に達しました!!  

つづく