このブログは「一流人じゃなくても夢は叶えられる!」という題名の下で書いてはいますが、私がお伝えしたいのは「一流人になる必要はない!」ということではありません。自己研磨を重ねていき「一流」の領域に達することが出来る人はどんどん更なる高みを目指していって下さい!
私自身は若い頃「映画」をビデオを含めて年間400本見て「英語」の勉強をしたことで、一流人にはなれなかったけれども自分なりに「映画・映像(アニメ)」の仕事を30年間続けることが出来ました。ですから「目標」に沿って頑張っていけば「希望・目標」は達成出来るのだと信じています。ですから、今「希望・目標」を持って頑張っている方々を応援したい!その気持ちでこの世の中の様々な頑張って生きている(た)人の事をご紹介するブログを書かせて頂いている次第です!
今日は、昨年のサッカーワールドカップで日本代表メンバーとしてベテランとしてブラボーな活躍をしてくれた長友佑都選手に関して書かせて頂きます。
現在、FC東京のユニフォームを着て、今も日本サッカーの未来を見据えながらピッチの中で闘い続けています。
ご存知のように彼は2010年から日本代表のメンバーであり続けているわけです。
前々回のロシア大会の時のチームメイトたちがほとんど選ばれていなかった昨年のワールドカップ・カタール大会でしたが、ワールドカップを幾度となく体験してきたべテランとして、見事なまでに、積極的に若いメンバーに絡んでいく姿、声がけをしていく姿勢から、さまざまなことを学ぶことが出来ました。
長友佑都選手が2011年に出した本に「長友佑都 日本男児」があります。その冒頭「はじめに」のところで彼は以下のように語っています。
「 チャンスに向かってジャンプし、食らいつき、絶対に離さないための準備を毎日やっている。たとえすぐにはうまくいかなくても、努力した時間は無駄にはならないし、その努力が活きるときが必ず来る。努力は裏切らない。大きな目標を設定し、そこへ向かうための道程を逆算し、今日やるべきことに100%で取り組む。今日頑張らなければ、明日はない。だから、誰にも負けない努力をしてきた自信がある。」
「 高校を卒業するときは、プロになれないかもしれないと考えていた。でも、その夢を諦めることは出来なかった。ボールを追いながら、さまざまな出来事に立ち向かい、壁を前になにをすべきかを考え、挑戦し続けてきた。妥協することを嫌い、自分を追い込んできた。だから僕は学んだ。努力すれば、必ず成長できる。」
この本の中で彼は「努力することは『才能』である」とも書いています。
私としては以下の部分に一番感銘を受けました。
「努力する才能がないと、成長出来ないと思う。どんなにサッカーがうまくても努力をしないと上へは行けない。」
「夢や目標を叶えることが、必ずしも成功ではないと僕は考えている。大切なのは叶えるために日々努力すること。現在の自分に満足せず、なにが足りないかを探し、それを伸ばすトレーニングをする。そのプロセスが一番大事だと思い、僕は生きている。目に見える成果が出なくても、やったぶんだけ、人は成長する。夢が実現しなくても、努力したあとには、成長した自分が待っている。」
「『こんなことやって意味があるのか?』『このへんでええかな』そんな弱い心を振り切り、挑戦する気持ちが大事なんだ。もし、壁にぶつかっても強い気持ちがあればまた這い上がれる。」
長友選手がここで言っていることは、きっとその通りなのだろうと思います。以前、サッカー元代表の中田英寿氏も同じような発言をしていました。「『このあたりでもういいのでは?』と思った時点でその選手は終わってしまう。」と。
「努力し続けられるというのは確かに一つの『能力』なのだと思います。」
全く練習をしていない素人の選手が1500メートルのレースに参加し走ったとして、なにも考えずに最初から全力で走れば、最初の間はトップでいられるかもしれないけれど、基本的な体力がないわけだから、みるみるうちに、へろへろになり、案の定、びりになってしまい、学校だったら保健室行きになるわけです。(ハイ, これは中学生時代の私です)
はい、そこで最初のところに書いた長友選手の言葉がやはり大切なのだと思います。
「大きな目標を設定し、そこへ向かうための道程を逆算し、今日やるべきことに100%で取り組む。今日頑張らなければ、明日はない。」