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「ツイてる人の行動法則」って本当にあるのだろうか?【人生ほど重いパンチはない : 再掲出31】

2004年に出版された松浦英行さんが書いている「『ツイてる人』の行動法則」という本を最近読んだのですが、「これは確かにそうだ。自分の認識を新たにしよう!」と思ったことがありました。この本は松浦さんが「さらにツイてる人になるためのヒント」として「55のヒント」を綴っている本です。

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私はこの【人生ほど重いパンチはない】という表題でブログを書く前に『好きを仕事にしてしまった私の場合』【夢を追うと決めたからには】というブログを書いていた時期があります。

私自身「好きなことを仕事にする」為には「一意専心」、自分が「この道で生きていきたい」と決意したからには「その道以外のことを考えずに、兎にも角にも、そのことだけに意識を集中して取り組んでいくべき!」だと基本的に考え、取り組んできました。実際に、この方法で私は私なりに「若い時」に思い描いて「映像関係・エンタメ関係の仕事に就くことが出来」「その分野で還暦まで働きつづけることが出来た」ことから、この考えは決して間違いではなかったと思っています。

「『ツイてる人』の行動法則」という本の中で松浦英行さんは「好きなことに縛られない!」という章の中で禅の高僧・余語翠巖老師の著作物の中の以下の一節を取り上げています。

「やりたいことがすべてやれたら自由かというと自由ではない。『やりたい』ということですでに縛られているのである。何事も平気でがまん出来るようになれば、縛られるということからはずれ、自由になれるのである。」

松浦英行さんは、この部分の「奥深さ」を自分なりに以下のように解釈されています。

「好きなことができる自由」「好きでないことをしていてもストレスがたまらない余裕」。この2つを会得して初めて「真の自由人」といえる。

松浦さんのこの「好きでないことをしていてもストレスがたまらない余裕」という文章にふれて、私は正に目から鱗が落ちました!

「寝食を忘れて」という言葉があります。「寝る・眠る」ことと「食・食べること」ですが、人間は生きていくためにはこの「寝」と「食」はどうしても行わなければならない行為です。「人間、好きなことに没頭している時は寝食を忘れて』取り組んでしまうことがあります。」 そういう気持ちになってしまっている境地の時は「寝食」の為の時間さえも惜しく思えてしまいます。でも、私思うに、その境地に入っている時というのは「心に余裕が持てていなかったり」することが多いのです。

人間、普通に生きていれば「好きでないこと」も生きるためにはしなければなりません。あれやこれやと実に色々としなければならないことってあったりするんです。

私はもう還暦を過ぎていますが、情けないことに、この「好きでないことをしていてもストレスがたまらない余裕」というものが全く身についておりません。これからは「この余裕を会得出来るように精進していく必要がある」と思っている今日この頃であります!!

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松浦英行さんは、この本「ツイてる人の行動法則」で、さまざまな「法則」について書いています。その一つ一つがとても興味深くて色々と考えさせられます。それと、この本の内容は、読む人の年齢によって、感じるものが違ってくる可能性があります。

私の場合、人生を60年間生きてきているので、この本からは「あるがままに生きる」ということを教わりました。「あるがままに生きている」だけでは「ツキは回ってこない」のかもしれませんが・・。でも私の場合は、今、こうして「健康」でブログを書けていくだけで十分に「ツイている」なぁと思えるんです。あとは「世界全体が平和になる」ということを心の底から祈りつつあるがままに生きていこうと思っているんです!