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【英語/映画/旅行が好きな方向け】ロサンゼルス駐在生活体験記 073 サンディエゴ ① 「ロストワールド」&「コミコン」              

14.サンディエゴ ① 「ロストワールド」&「コミコン」

前回まではロサンゼルスの北に位置するカリフォルニア州内の西海岸の町、サンフランシスコについて書いてきましたが、今回書くのはロサンゼルスの南にあるカリフォルニア州内のサンディエゴです。サンフランシスコはロサンゼルスから車で北へ北へとひたすら8時間、9時間走っていくと漸く到着する都市でしたが、サンディエゴはそれほど遠くはありません。ロサンゼルスから南へ南へとひたすら走るのですが、2時間も走れば着いてしまう港町です。

サンディエゴという地名を聞くと、私はすぐに海沿いのレストランで美味しい海の幸が食べられるんだと思ってしまいます。実際行くとよくカニを食べていました。その他「サンディエゴ・ZOO(動物園)」や美術館、博物館など見学したい施設が目白押しなので観光で訪れた場合、行くところに困るということはないと思います。

スピルバーグの大ヒット作「ジュラシック・パーク」の続編である「ロストワールド」では物語のクライマックスでひと儲けを企んだ企業が恐竜を船で輸送してきて「ジュラシック・パーク・サンディエゴ」の目玉にしようとするシーンがあります。そもそも獰猛で人間の言う事など聞くはずもない恐竜をサンディエゴに連れてくること自体が無謀な計画なわけです。案の定、恐竜は逃げ出してサンディエゴの町を破壊しはじめます。「ジョーズ」でサメがいる可能性があるにも関わらずに観光客が減ることを気にした市長が海岸を封鎖することを躊躇するというシーンがありました。スピルバーグは「人間の命を軽んじてお金儲けを優先していると、その罰によって不幸な出来事が起こってしまう。」と一貫して訴えているように思います。

サンディエゴという場所をエンタメ業界的に考えてみると、近年毎年7月に行われている「コミコン」がまさに怒涛の勢いで賑わっています。アニメや特撮映画好きファンにはもうお馴染みの「コミコン」ですが、「おいおいなんだよ『コミコン』って?」と思っている私のご同輩の方々に対してご説明をさせて頂くと「コミコン」とは「コミック・コンベンション」の略です。今年(2020年)はコロナの影響でサンディエゴの「コミコン」はリアルでの開催は中止となってしまいオンラインになってしまいましたが、このイベントへの来場者数は年々増加していてその数は2019年時には13万人にまで到達していたそうです。プロアマ含めてブースを出展して世界中からファンが押し寄せて、そこでしか買えないグッズ目当てに来場してきます。以下の写真は「コミコン」が開催されていた時の模様です。ここは会場のほんの一部です。

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tunechick83によるPixabayからの画像

とにかく会場は物凄い数の人で溢れていて熱気でムンムンしていますし、外にはおそらくかなりの数のさまざまなキャラクターのコスプレをしている熱狂的なファンたちが集結している筈です。

最近はDCコミックが原作の「バットマン」「スーパーマン」たちが活躍する「ジャスティス・リーグ」チームとマーベル原作の「アイアンマン」「キャプテンアメリカ」が活躍する「アベンジャーズ」チームが競って新作映画を製作していますが、そのプロジェクトの発表の場としてハリウッドのメジャー会社のワーナー・ブラザースやディズニーピクチャーズもこの「コミコン」を使っています。

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Kibeom KimによるPixabayからの画像

その発表会には各キャラクターを演じるハリウッドスターたちも集結するので、ファンには堪らないイベントになっているのです。

日本でも同様のイベントで「コミケ」と呼ばれているものがあります。こちらは「コミック・マーケット」の略ですが、日本のこのイベントは夏と冬の年2回、東京ビックサイトで行われていて、ビックサイトの中の会場でもプロアマ問わず数多くのブースが出展されていて来客もプロアマ問わず集まってきています。こちらのイベント会場にも物凄い数のコスプレイヤーたちが大挙してやってくるので、日本の情報・報道番組でもよく取り上げられていますねぇ。しかも、ファンではない一般の人には考えづらいのですが、冬の時期の開催は年の暮れ、大晦日に開催していたりするのです。それでも物凄い数の人がやってくる訳ですので恐るべしアニメファン、恐るべしコスプレイヤー達といった感じです。夏の「コミケ」にいく場合、「おタク、いや彼らに限らず男性たちから発せられる汗の臭いが半端ではないので、覚悟して出かけて行ってくださいね!

 つづき ※次号では「トップガン」について書かせて頂きます。  

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