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【英語/映画/旅行が好きな方向け】ロサンゼルス駐在生活体験記 077「スーパーマン リターンズ」&次元を越える「マルチ(ユニ)バースとは?」            

16.LAリターンズ ②「スーパーマン リターンズ」&次元を越える「マルチ(ユニ)バースとは?」

リチャード・ドナー監督による「スーパーマン」(1978年度)という作品でクリストファー・リーブという俳優がスーパーマンに抜擢されて、以後スーパーマンといえばクリストファー・リーブであるというイメージが色濃く残ることになりました。

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Gerd AltmannによるPixabayからの画像

しかしながら、彼クリストファー・リーブは1995年5月に42歳の時に乗馬で競争時に馬から落ちてしまい、打ちどころが悪く下半身だけでなく首から下の全身が麻痺してしまい、以後ずっと車いすでの生活を余儀なくされることになってしまいます。その体で作品の製作や俳優にも挑戦していましたが、もはや、彼自身がスーパーマンを演じるようなことはありませんでした。そして2004年52歳の時に心不全となり帰らぬ人となってしまいました。そのような状況もあり正統派「スーパーマン」の後を継ぐ作品づくりは中々行われることはありませんでした。

しかしです。この企画を前に進める役目を担う監督が現われます。その監督とはブライアン・シンガーで「ユージュアル・サスペクツ」(95)で注目されて、その後「X-メン」(2000)、「X-メン2」(03)で実績を作り、リチャード・ドナー版の「スーパーマン」の大ファンであった彼は「スーパーマン2」の5年後の設定の物語を作るということで「スーパーマン リターンズ」の製作に着手していきます。 

そして、クリストファー・リーブの後を継ぐ正統派「スーパーマン」を演じる俳優としてブランドン・ラウスを抜擢して映画を完成させます。「スーパーマン」ファンが長年待ち望んでいた・その作品が「スーパーマンリターンズ」であり、2006年についに劇場公開されました。作品はヒットして批評家からも高い評価を得ることとなります。

 ブランドン・ラウス版の「スーパーマン」を思い出して頂きたく、以下に2006年時の「スーパーマン リターンズ」の予告編をご用意しました。 

 
Superman Returns (2006) Official Teaser - Superhero Movie HD

しかしながら、製作元のワーナーからは彼らが期待していた成績レベルには到達しておらず全世界的な興行収入が振るわなかったことからヒットはしたものの、ビジネス上の成功作品とは見なされなかったのです。続編の話しもあるにはあったのですが、ワーナーの評価が低かったが為に2作目の製作費の予算が下げられてしまいブライアン・シンガー監督のやる気が削がれてしまいます。彼には他の作品関係者からオファーがきていたことなど様々な事情が重なりあって「スーパーマン リターンズ」の続編は結局のところ製作されずに打ち切り状態となってしまいました。

ブランドン・ラウスは後に「スーパーマン リターンズ」の撮影に臨んでいる際「自分は以後ずっと『スーパーマン』を演じ続けていくに違いないと信じて疑わなかった。」と語っています。しかしながら、現実にはその夢は叶わずに彼がスーパーマンを演じられたのは「スーパーマン リターンズ」一作品のみとなってしまいました。 

さてさてさて、このロサンゼルス駐在生活体験記は私がロスに駐在していた90年代の話しをするブログなのですが、今日は今現在のトレンドの話しをしないとマイケル・キートンやブランドン・ラウスが今どれだけこの状況を喜んでいるのかをご理解頂きたいと思い、コミックを原作としている映画やTVドラマの中でトレンドとなってきている「マルチ(ユニ)バース」という考え方についてお話しさせて頂きます。

そもそもです、「アベンジャーズ」とはDCコミックと相並びたつアメリカのアメコミキャラクターを生み出している「マーベルコミック」に出てくるヒーローたちが集まって敵に挑んでいくお話しです。一方「DCコミック」に出てくるヒーロー達である「バットマン」「スーパーマン」「ワンダー・ウーマン」「アクアマン」「ザ・フラッシュ」らが集結する映画が「ジャスティス・リーグ」なのであります。「ジャスティス・リーグ」のヒーローの中で今現在、アメリカのテレビ放送でドラマ化されていて放送中の作品は「ザ・フラッシュ」になります。

「ザ・フラッシュ」のシーズン1は2014年に放送が始まり、現在「シーズン6」まで放送されています。このヒーローの能力は目にも止まらぬ速さ・超高速で動くことができ、その能力を使って悪者をバッタバッタと倒していきます。

さてこのTVドラマ「ザ・フラッシュ」では、我々がいる世界・地球・宇宙は一つではなく別の次元の宇宙が存在する「マルチ(ユニ)バース」という考え(概念)が使われています。そもそもこの「マルチ(ユニ)バース」という考え(概念)は「ザ・フラッシュ」の原作コミック本の世界ではもう1961年に「2つの世界のフラッシュ」として登場しています。(結構古いのです)そして表現としては「アース2」「アース90」「アース221」などのように出てきて、「どれだけ平行する宇宙が存在するんだよ!?」と思わず叫びたくなるのですが、「人間も同じ人物がその地球の数ほど存在しているのだ」という現実的には到底ありえないだろうという考え方・概念であり、 「あなたも私」も平行して存在している宇宙・地球の数だけ存在してしまうという考えなのです。「バカバカしい、そんなのあり得ないだろう。それじゃなんでもありになるでしょう。」と思われるのは当然だと思います。しかしながらです、皆さんもご覧の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」だって現実にはありえない「タイムトラベル」という考えがストーリーを進行する上で、前提的な考え/概念になっていますよね。みんながその考えを受け入れて「仮の世界のお話し」を楽しんでいるわけです。ですからこの「マルチ(ユニ)バース」という「様々な次元の宇宙が存在する」という考え方・概念も「タイムトラベル」同様に素直に受けて入れてしまった方が、これから登場してくる様々な作品や物語を楽しめることになっていくのだと思いますよ、きっと。

来年以降の公開となる映画版「ザ・フラッシュ」ですが、この「マルチ(ユニ)バース」の考えに則って脚本が書かれているでしょうから、ヒーローであるフラッシュがさまざまな次元に行き、様々な「アース」を訪れることになるとすればマイケル・キートンが演じる「バットマン」に出逢うことも、ベン・アフレックが演じる「バットマン」と共に戦うことだって出来てしまうのです。

「スーパーマン リターンズ」の中でスーパーマンを演じたブランドン・ラウスですが、実はこの「マルチ(ユニ)バース」という考え方の下、テレビドラマのクロスオーバー作品の中で彼はもう「スーパーマン」を演じているのです。そのテレビドラマの中で「二人のスーパーマンが闘うシーン」があるのですが、おそらくブランドン・ラウスのファンたちは、彼が演じるスーパーマンの姿を見て物凄く感動していたに違いありません。彼自身もまさかこういった形で再び自分が「スーパーマン」の衣装を身にまとうことになろうとは思ってもいなかった筈です。その勇姿が見られるのは「クライシス オン・インフィニット・アース」最強ヒーロー外伝 DC CROSS OVER TV EVENT の中なので興味のある方は是非ご覧になってみてください。

そういったわけで私は映画版「ザ・フラッシュ」に登場してくる二人のバットマンの勇姿が見られることを今からワクワクしながら待ちたいと思います。 

つづく

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